<その後>
自転車で泣きながら帰る私と息子。
次女もいたけど、こちらも空気を読んでか
いないかと思うほど静かにしていました。
こんなに苦しい気持ちでお迎えから帰ったのは初めて。
こんなに泣きながら帰ったのも初めて。
信号待ちの人はびっくりしていただろうなぁ。。笑
でも、息子にはたくさんたくさん謝って
一生懸命私の気持ちを伝え、
その流れでこの一連の出来事とは関係なく
「卒園まで5年間よく頑張ったね
おめでとう
今まで毎日よく行ったね
自転車での登園楽しかったね
こんなに大きくなってくれて
ありがとう
生まれてきてくれてありがとう!
こんなに優しく良い子に育ってくれて
ありがとう
お母さんの大切な息子です大好きだよ」と
いっぱいいっぱい伝えました。
息子は
私の言葉と気持ちをちゃんと理解してくれ
同じようにいっぱい泣いて
分かったと言ってくれました。
駐輪場で二人とも大泣き。
通りがかった人がいたかどうかも記憶にないけど
びっくりしてたと思う。笑
息子は、自転車の後部シートから降りる時
ほぼ毎日私の抱っこで降り
私に抱きついたまま
「お母さんだーーーいすき!!」と
何回も言ってくれます。
「お母さんだいだいだいだいだい……」と続いて
「好き!」が部屋に着くまでかかるときもあるほど。
最後には、いつものように
「お母さん大大大好き!」と言って
終わってくれました。
もぅ6歳、もうすぐ小学生、
自転車の後ろに毎日乗るということもなくなり、
こうして「お母さんだーーいすき」と言ってくれる日は、あっというまになくなるんだと思う。
寂しいなと思うけど、
私も同じように大好きだよという気持ちを、
卒園前にたくさん伝えられて良かった。
こんな形でとは思いもよらなかったけど
良いように考えると、
これがなければ息子とこんなにありがとうと大好きを伝えることはなかったかもなと思う、今考えると。
結局、帰り道の、長い長い時間は終わり
息子の機嫌も戻って
翌日はいつも通りの最終日を迎えることができました。
最終日は改めて
お父さん、お姉ちゃん、妹、
そしてコンパスも一緒に。
家族全員で。
弟の様子を気にかけてくれて付いてきてくれたお姉ちゃんにも感謝。
そしてそして、
最終日は息子的ベストメンバー4人が全員揃い、
さらに最終日で早めにお迎えに来た他の仲良しの子たちも2人会えて、息子合わせて7人で楽しく帰ることが出来ました(涙)!!
最終的に、結果オーライというか。
全て大切な時間と思える出来事となったこのアクシデント。私はきっと、ずっと忘れないだろうなぁと思う、いろんな意味で。
ついに2人目の卒園。
よい思い出いっぱいの最後となり
息子にも、家族にも、息子の友達や先生にも、
あたたかい保育園の環境にも感謝するラスト2日間でした!!!
完