ずっと放置して置いたアカデミー製「メルカバMK-Ⅲ」の製作を再開しました。
履歴を確認すると製作着手は2019年8月ですから、5年以上が経過しています。
この間、ずっと放置していた訳では無く、途中何度も再開しては中断を繰り返しました。
<ハンダ付けからスタート>
今回の作業は、RCコントローラーと各モーター配線の半田付け作業です。
利用したのRCユニットは「簡易版のコントローラー」つまりオモチャ用ラジコン部品です。
以前は上級者用を目指して、本格的なプロポを使用する「大人のラジコン」仕様のメカを組んでいた時期もあったのですが、やはり、1/35サイズの戦車に対しては搭載部品が多くなり過ぎて積載困難になるのです。
ご覧のような状態の戦車シャーシにボディーを載せて戦車の形にするのは、本当にストレスが溜まります。
配線を切除して整理すれば良いのですが、一体何カ所半田付けが必要になると思いますか?(泣)
工夫を凝らしてパズルのように部品を配置し、上蓋となるボディーを被せるのに大変な苦労をします。
もう、こういうのはイヤなので、今回はあっさり「トイラジコン方式」で行きます。
<今回の動力配置>
今回のモーター配置はこんな感じ。シャーシ前方に標準ギアボックスを2台配置し、左右の起動輪動力を供給。中央に砲塔旋回用の低速ギアボックスを配置します。
先ほどのハンダ付けで、これらのモーター配線をコントロイーラー兼RC受信機の配線に繋いだのです。
勿論、どの線が、送信機のどのボタンに対応するのか、事前にテストした事は言うまでもありません。
<全体の電装部品組み込み図>
これにて全ての部品を接続したので、シャーシ内に積み込みます。
蓄電池2つと、RC受信機兼コントロールユニットを積み国とご覧の通り、結構「満載」状態です。
・・・まぁ、実は中央前側の2つのギアボックスの後ろに、まだ積載余力はあるのですが・・・、満載だと「蓋(ボディー)」を閉めるのが大変だのでこの位が丁度良いのです。
次回は、全体の塗装を行います。今度こそ、「完成」に手が届きますように。
(つづく)
突然掲載が始まったけど、これは何の話だっけ・・・と思われた方は以下をお読みください。
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以下は作業が中断していた理由について述べます。 (過去のメルカヴァMK-3製作記のダイジェストになります。)
<2019年挫折の原因>
当然ですが中断にはソレナリの原因があった訳で・・・
1回目の中断原因はコレでした。アカデミーのキットに付属していた履帯は、ベルト式でしたが樹脂製で固く実際に回転させて可動させるには適さない物でした。そこでタミヤのメルカバMK-1の履帯部品で代用しようと考えました。
(この模型は、箱絵も中味の模型もタミヤのメルカバMK-1のコピー品だと揶揄されていたので、それを逆手に利用したのです)
見事に、履帯の穴と起動輪との噛合いは適合したのですが、履帯の長さが足りません。
誘導輪の位置を前に変更する事で対応しようと考えましたが、転輪が邪魔で位置変更出来ません。
誘導輪2つと転輪の位置を7~8ミリ前方へズラすという大改修が必要となったのです。
ここで1回目の挫折・・・・。めんどくさい! ソコまでしてこの模型を作る必要があるのだろうか?
<2022年の大改修工事>
3年後の2022年12月に一念奮起してこの改修工事を行いました。
後方2つの誘導輪が前方に移動しているのがわかるでしょうか。本来の誘導輪軸とダミーサスペンションを全て切除し、新たにシャーシに誘導輪軸を作ったのです。誘導輪軸に関しては、左右を貫通する金属軸を通し、この軸を大径ベアリングで支えて前後に動かせる構造にしました。履帯のアジャスター機能を付加したのです。
ベルト式の履帯を使用する場合、どうしても張力調整は必要になってきます。
まぁ、我ながら3年も放置した模型に対して、これ程面倒な工作をよく行えたものです。
「ご褒美」と称して女性兵のフィギュアを購入して色を塗ってみました。(笑)いや、こうでもしないと「やる気」が出ませんから。ちなみに「女性兵1体」で、「メルカバMK-Ⅲ」本体の値段を軽く上回っています。
電子部品を揃えて、いざ可動化工作へ突入!・・・ですが、この後で再びトラブルが生じました。
RCコントローラを取り付ける前にモーターに通電して履帯の回転と起動輪の噛み合い状態及びシャーシやボディーへの干渉をチェックしました。この時点で問題発生。可動させると履帯が大きく「うねり」「暴れる」のです。その結果、起動輪の噛み合いが外れてしまいます。
特に前進方向への回転時にこの傾向が顕著です。一般的には履帯の「張力」が緩いので「暴れる」のですから、「暴れる」余裕が無いくらいに張力を強くすれば良いのですが・・・・プラ製のシャーシは、そんなに強い張力に耐えられません。
とくに、このアカデミーのメルカバはシャーシが薄くてベコベコなのです。モーターへの負担だって考えねばなりません。
<架空の上部補助転輪で抑え込め>
実際のメルカバがどの様な構造かわかりませんが、履帯の上半分は起動輪から誘導輪までの長い距離の間に何の支えもなく自由な状態なのです。これが「暴れる」原因です。そこで履帯の張力調整ではなく、疑似誘導輪によって「暴れる」履帯を抑え込む事を考えました。
カッコ悪いけれど、幸いサイドスカートに隠れる場所なので完成すれば見えません。
通電してテストしたとこと、履帯は別人のように大人しくなりました。
ここまで来ればあと一息・・・なのですが、ココで再度作業は止まりました。
さすがに息切れしてしまいました。
<紛争が始まった!>
そしてまさかの「イスラエル」とハマスの紛争が始まってしまいました。
ガザ地区を戦車が蹂躙している!・・・って、その戦車は「メルカバ」じゃないか!
こうなってしまうと、「メルカバ」戦車の模型を展示会に飾ったり、ネットに掲載し辛くなります。
模型の戦車と実際の紛争は関係無いのですが、それでも「不謹慎」だと眉を顰める人も居るでしょう。
こんな時にわざわざメルカバ戦車を作る意味はありません。
他の模型製作を優先し、メルカバ戦車は三度放置されたのでした。
















