黒き翼を持つ鳥 -8ページ目

黒き翼を持つ鳥

アフロな気持ち

「・・・なるほど,つまりそこに行って町の防衛をすればいいんですね」モデルみたいなきれいな姿勢で,レミファスは言った。「うん,そういうことだよ。というわけで君たち五人が,そのモンスターの中心地への斬り込み隊。それで,先生と他の生徒がもれたモンスターをたおすってこと。わかったかな。」楕円形の眼鏡を少し押し上げて先生が説明した。「んでも5にんって四人だけしかいませんよ。」(たしかに,ソーマのいうとおりだ・・・ん?まさか五人目は・・・)ガラッと音がした。「しつれいします。メルフィアスパティファラム・カンザキ。ただいま参りました。」(やはり・・・忍者女か)長い髪と,布で口をかくしているその少女とは,いいにくい容貌で先生に深く礼をした。「よし,全員そろったね。それじゃあ作戦の役割を決めるよ。・・・まず,メルとソーマ二人が,前の突撃部隊。そしてレミが,サブアタッカーだ。レインは後ろから三人のバックアップをしてくれ。で,ライルが作戦の指揮だ,よろしく頼んだよ。」(たしかに妥当だが・・・)レミファスが手を挙げた。「先生。四人はよいかもしれない・・・でも,この転入生の実力もわからない。しかも,あの銃は明らかに狙撃用だ。歩きながらのバックアップは無理だ。」先生の顔はいつもどおり明るかった。「そのことなら・・・」説明しかけたときレインが割り込んだ。「あ,俺が話すから大丈夫ッス。」と,レミファスに近づいた。「ひとつめっ!!実力ならあんたが知ってるはずだぜ,あんときおれがこなけりゃ,死んでたかもしれねーんだぜ!!ふたつめっ!!おれは,いくつか銃をもっている。レプリカじゃねーぞちゃんと,オリジナルだぞ。」(いくつか・・・?)「みっつめーーー!!・・・・・転入生だからってそんなに怪しむな。」にっ,と笑顔をした。「は~~~~なっとくいったぁ。」ライルが,少しあきれ顔でいった。「ああ,すまなかった。」「よし,作戦は来週からだ,みんなじっくり体休めるんだよ。」「ああ」「OK」「うん」「了解っ」「・・・」

「それじゃあ,解散!!」