なぜ北の住人は鬱になりやすいかというと日照時間の不足と寒さが影響しているらしい。
試験結果の発表までは気が抜けないけれど、感覚としては手ごたえはあった。
1学期目のVWLの試験の時はドイツ語力の不足から、出題の意図を理解出来なくて不安なまま再試験に臨んだことを思い出す。
ドイツでは当たり前のことだけれど外国人ボーナスはもらえない。
フェアだとは思うけど、ここで生まれ育った外国人と20歳越えてから留学で初めてドイツへ来る学生のドイツ語力には雲泥の差がある。
特に学問が出来る賢い子が集まってくるところなのでドイツ人内でも競争率も激しくて
あの頃は正規の大学生として卒業するなんて不可能だと思った。
何度やめてしまおうかと思ったことか。
試験を終えて家に戻ってきた私に「元の君に戻ったね」と相方が開口一番言ってきた。
翌日出社したら同僚にも「(試験が終わって)表情が晴れたね」と言われた。
自分でもその通りだと思う。
省エネモードでしなきゃいけないことだけしている生活が数ヶ月続くとかなりストレスが溜まり
内向的で悲観的になってしまいがちだった。「解説する。省エネモードとは身体&精神の活動を最低限に抑えて定めた目標を達成するためだけに体力と気力を注げる状態を指す」
そんな奴おもんないわって思うし、それ自分やってたやんって今更ながら反省する。
私のネガティブモードをもろともせずいつも話しかけてくれるドイツ人の同僚にささやかながら感謝の意味を込めてコーヒーとスイーツをご馳走した。
つらいときにかけてもらえる一言でほんと救われるもんなんだよね。
そもそも70億の中から今、この街で出会い日々を共にするってすごいことだと思う。
どうせなら関わり合う人と楽しく付き合っていかないともったいないよね。
ということでポジティ部復活しまーす。
