先週教え子が日本へ向けて旅立って行きました。
当時ひらがな、カタカナがまだおぼつかなかった彼が長年勤めた仕事を辞め一大決心し
日本へ向かいました。
私の授業内では出来るだけたくさん発言して出来るだけたくさん間違えろ(je mehr Fehler, desto besser)と教えてきたのが功をそうしたのかは分からないけど夢に向かってチャレンジする彼を見送れて日本語教師をしていて本当によかったと再確認したのでした。
自分自身、9年前に安定した職場を自らの意思で放棄しニュージーランドへ旅立った
そこで今の旦那さまと出会った。当時は手探りだったけれど今思い返すと運命的な出会いだった。
ドイツ語なんてなんか聞いた感じいかついし、どうせなら中国語勉強するわって外大時代は第二外国語に中国語を選んだ。あのときドイツ語を専攻していればドイツに渡ってからあんなに苦労することは無かっただろうに。
ニュージーランドでまさかドイツ人と出会うなんて想定外だったんでね。
初めて覚えたドイツ語はグーテンタークでもダンケシェーンでもなかった。
同じ語学学校に通うスイス人から習った『Du bist mein Schicksal(あなたは私の運命の人よ)』
だった(笑)。文法も何も分からないままただ耳コピで丸暗記して彼に伝えた。
スイス人の友人には「今ね~、ちょっといい感じのドイツ人がいるから
、ドイツ語でなんか言いたいんだけどいいほめ言葉ってある?」って聞いた。日本語で「あなたは私の運命の人よ」なんて恥ずかしい以上に日本語のContextに合わないから絶対誰にも言ってなかったと思う。
今思い返すと、あれって本当にSchicksalだったよねーと彼と先日思い出話をした。
この時期になるとどうしてもすごくお世話になり大好きだったP社の元上司を思い出してしまう。命日だからだ。
まだ私たちが結婚する前に彼を紹介しておいて本当によかったと思う。
結婚報告は残念ながら間に合わなかったけれどきっと天国から見守ってくれていると思うから。
一緒にBBQして、テニスして川で泳いで、夜は花火をして楽しかったなぁ。
最期にその上司と会ったのは私が一時帰国した際に伊豆で夏休みを利用して働いていたときだった。わざわざ東京から日帰りで会いに来てくれました。
天城越えを熱唱しながら実際に天城トンネルを抜け天城を越えたのでした。
こんなイケている上司世界中探したってどこにもいないでしょ!
もう一度会いたくでも会えないのは本当に辛いけどこの広い世界で彼のような人に出会えたのは
一生の宝だと思う。
一期一会を大切にしよう。ささやかな普通の日々を大事にしよう。
大切な人は明日もういないかもしれないから。
