あけましておめでとうございます!
2012年、辰年だけに昇り竜的な幸福がみなさまに訪れますように
今年もどうぞよろしくお願いします。
今年の大晦日のメニューはすき焼きと巻き寿司
2年前に妹ちゃんと、彼の友達と私たち4人で大晦日を祝ったときに
相当気に入ったらしい。好き嫌いの多かった彼女もベルリンの大学に通い始めてからは国際色豊かな環境で
過ごすうちに食べ物に対してもすっごいオープンになったと思う。
ベルリン生活で力強い第二の異文化理解者サポーターになってくれた妹ちゃんのカクテルから夜宴は始まった
その前に、買出し風景から記録しておこう。
"カルパッチョ的薄さに出来るだけ薄く切って"と注文していたすき焼き用の肉を受け取りに午前中は彼と妹と3人で地元の大きなモールへ買出しに
野菜と材料をカートへ入れた後、目的のミニロブスターを食べにスタンドへ。
小エビのサラダと、パン、ロブスター半分、ニュージーランド産ワインでたったの6ユーロ
買い物疲れした中盤にちょっと休憩できるちょうどいい中間に位置している。
お目当てのえびを食べて、美味しいセレクトワインをカートに追加して家路に着く。
家に帰るとまもなくティータイム
ドイツでは大晦日に必ず食べるというベルリーナが待っていました。
これを食べないと年越せないよねっていうくらいの代物らしい
ベルリーナを食べ終わったところで、カクテル第一弾@キューバコーヒー登場。
テキーラとカルーア、イタリアンエスプレッソがいい感じにミックスされたショット
うみゃい
そして料理開始。
ホット梅酒を飲みながら、みんなで寿司用のネタを切る。
出汁を取り、あんこを炊く。
一度デモンストレーションして見せた後は、彼に寿司はお願いし私は餅と格闘。
簡単に出来たけれど、丸めるのが難しい。
計画を変更して外身あんこにすることにした。
思ったより時間がかかったので、先に寿司を出すことになった。
私の想像以上に両親はお腹をすかせて待ち焦がれていたらしい。
カクテル第二弾はカンパリマキシミリアン。
なぜか日本語で「かんぱーい
」と始まり、アジア食にまだ抵抗のある彼パパも結構ぱくぱく食べていた
すき焼きを開始。日本のようにテープル上に鍋プレートを置いて調理開始。
一度食べたことある妹、娘からその美味しい話を聞いていた母親はもうレシピを見て納得していたのもあり
父親へドイツ語で解説。
外国人の嫁を持つ家族は、戸惑いながらもお互い少しずつ歩み寄るしかないんですな
始めの頃はドイツ語もろくに話せない、何を考えてるか分からない宇宙人だったのが
言葉を覚えてだんだん自己主張するようになってきたんで、少しずつ奇妙なニホンジンの生態(哲学)が分かっていただけてきたようです
すき焼きの売れ行きも好調
豆腐も白菜もしいたけも好評。でも一番のヒットは春雨。
うどんを用意してたんだけど、その前に全員満腹で大満足。
ここで日本酒熱燗の登場
「クリスマスのときに飲むアクアビートみたいなものね」というママの問いにJaと答え
儀式だから飲まないとという雰囲気で進んだ(笑)
アクアビートは40度あるのに対して日本酒は度数が少ないのでさらっとのめるんですがね。
日本酒といえば、おでんを作ったときのこと。
まるでドリアンを居間で解体されたような大騒ぎ「クサイクサイ、換気換気
」とマイナス気温にもかかわらず家中の扉、窓が全開になった悲しい思い出がある。
ダシの匂いをいい香りだと感じることの出来ないヨーロッパ人にとってこれはニンニク臭よりもキツイらしい。
おでんの旨さがわからん奴は食べんでよろし。関西のおかんもきっとそういうに違いない。
とそれからおでんは作っていない。
日本に帰国したとき美味しいおでんと日本酒でダシの味の分かる友人とたっぷり楽しむことにする
さて、ここからがチャレンジ。
デザートに抹茶アイス、もち、あんこの三種盛りを出した
そして玄米茶も。
日本度が高いので食べないかなと思いつつも
全員完食
抹茶アイスは好評だったけれど、もちとあんこはまだ早かったみたい。
でもね、正式に嫁になった私は強いですよ。
見た目も変でみんなには全然美味しそうに見えないのは知ってるけど、私の力作デザート見てね。
とあんころもちを披露。Theおはぎな外観。
これにはさすがに私と彼以外の誰も手をつけなかった。
しかし、ドイツ4年目の外国人嫁はもうこんなことでは落ち込まないのである
食べ物って食べる時期や回数によって味覚が開拓されるもので、そのセンスがある人は3,4回食べれば
美味しいと感じるようになってくるし10年前は嫌いだったけど、今は美味しくいただいてます。ってのもあるよね。
日本に帰国したときに、年上の友人と飲みにいくと必ず知らない裏メニューが出てくる。
私より一周り以上年上の彼らはちゃんと行きつけの店があって
自分メニュー&裏メニューを持っているからだ。
前回帰国したときに連れて行ってもらった店で食べた大吟醸酒と
沖付けスルメは本当に絶品でした
えっと、
食べ物ネタで横にそれてしまったけれどデザートが終わった後はワイン登場。
ここでは食事が終わった後にワインを嗜む習慣があるので、ワインはちょっといいワイン。
さすがに年越しそばは無理そうなので、しゃべって新年を待つ。
大晦日の花火には否定的な私だけれども、ドイツ人にとっては年に一度のお楽しみ。
彼は15分前からいそいそと花火の準備を始めて、彼ママは事前に購入しておいたGlückskekseとクラッカーを配り始める。一人に2つのおみくじが用意されたことになる。
深夜0時をまわったとたん、外では花火を打ち上げる。
私たちはProseccoで乾杯して、Proseccoの後私は新年の一杯として日本酒を飲んだ
2012年がいい年になるよう心からお祈りした。
2012年、辰年だけに昇り竜的な幸福がみなさまに訪れますように
今年もどうぞよろしくお願いします。今年の大晦日のメニューはすき焼きと巻き寿司
2年前に妹ちゃんと、彼の友達と私たち4人で大晦日を祝ったときに相当気に入ったらしい。好き嫌いの多かった彼女もベルリンの大学に通い始めてからは国際色豊かな環境で
過ごすうちに食べ物に対してもすっごいオープンになったと思う。
ベルリン生活で力強い第二の異文化理解者サポーターになってくれた妹ちゃんのカクテルから夜宴は始まった

その前に、買出し風景から記録しておこう。
"カルパッチョ的薄さに出来るだけ薄く切って"と注文していたすき焼き用の肉を受け取りに午前中は彼と妹と3人で地元の大きなモールへ買出しに
野菜と材料をカートへ入れた後、目的のミニロブスターを食べにスタンドへ。小エビのサラダと、パン、ロブスター半分、ニュージーランド産ワインでたったの6ユーロ
買い物疲れした中盤にちょっと休憩できるちょうどいい中間に位置している。お目当てのえびを食べて、美味しいセレクトワインをカートに追加して家路に着く。
家に帰るとまもなくティータイム
ドイツでは大晦日に必ず食べるというベルリーナが待っていました。これを食べないと年越せないよねっていうくらいの代物らしい

ベルリーナを食べ終わったところで、カクテル第一弾@キューバコーヒー登場。
テキーラとカルーア、イタリアンエスプレッソがいい感じにミックスされたショット
うみゃい
そして料理開始。ホット梅酒を飲みながら、みんなで寿司用のネタを切る。
出汁を取り、あんこを炊く。
一度デモンストレーションして見せた後は、彼に寿司はお願いし私は餅と格闘。
簡単に出来たけれど、丸めるのが難しい。
計画を変更して外身あんこにすることにした。
思ったより時間がかかったので、先に寿司を出すことになった。
私の想像以上に両親はお腹をすかせて待ち焦がれていたらしい。
カクテル第二弾はカンパリマキシミリアン。
なぜか日本語で「かんぱーい
」と始まり、アジア食にまだ抵抗のある彼パパも結構ぱくぱく食べていた
すき焼きを開始。日本のようにテープル上に鍋プレートを置いて調理開始。
一度食べたことある妹、娘からその美味しい話を聞いていた母親はもうレシピを見て納得していたのもあり
父親へドイツ語で解説。
外国人の嫁を持つ家族は、戸惑いながらもお互い少しずつ歩み寄るしかないんですな

始めの頃はドイツ語もろくに話せない、何を考えてるか分からない宇宙人だったのが
言葉を覚えてだんだん自己主張するようになってきたんで、少しずつ奇妙なニホンジンの生態(哲学)が分かっていただけてきたようです

すき焼きの売れ行きも好調
豆腐も白菜もしいたけも好評。でも一番のヒットは春雨。うどんを用意してたんだけど、その前に全員満腹で大満足。
ここで日本酒熱燗の登場

「クリスマスのときに飲むアクアビートみたいなものね」というママの問いにJaと答え
儀式だから飲まないとという雰囲気で進んだ(笑)
アクアビートは40度あるのに対して日本酒は度数が少ないのでさらっとのめるんですがね。
日本酒といえば、おでんを作ったときのこと。
まるでドリアンを居間で解体されたような大騒ぎ「クサイクサイ、換気換気
」とマイナス気温にもかかわらず家中の扉、窓が全開になった悲しい思い出がある。ダシの匂いをいい香りだと感じることの出来ないヨーロッパ人にとってこれはニンニク臭よりもキツイらしい。
おでんの旨さがわからん奴は食べんでよろし。関西のおかんもきっとそういうに違いない。
とそれからおでんは作っていない。
日本に帰国したとき美味しいおでんと日本酒でダシの味の分かる友人とたっぷり楽しむことにする

さて、ここからがチャレンジ。
デザートに抹茶アイス、もち、あんこの三種盛りを出した
そして玄米茶も。日本度が高いので食べないかなと思いつつも
全員完食
抹茶アイスは好評だったけれど、もちとあんこはまだ早かったみたい。でもね、正式に嫁になった私は強いですよ。
見た目も変でみんなには全然美味しそうに見えないのは知ってるけど、私の力作デザート見てね。
とあんころもちを披露。Theおはぎな外観。
これにはさすがに私と彼以外の誰も手をつけなかった。
しかし、ドイツ4年目の外国人嫁はもうこんなことでは落ち込まないのである

食べ物って食べる時期や回数によって味覚が開拓されるもので、そのセンスがある人は3,4回食べれば
美味しいと感じるようになってくるし10年前は嫌いだったけど、今は美味しくいただいてます。ってのもあるよね。
日本に帰国したときに、年上の友人と飲みにいくと必ず知らない裏メニューが出てくる。
私より一周り以上年上の彼らはちゃんと行きつけの店があって
自分メニュー&裏メニューを持っているからだ。
前回帰国したときに連れて行ってもらった店で食べた大吟醸酒と
沖付けスルメは本当に絶品でした
えっと、
食べ物ネタで横にそれてしまったけれどデザートが終わった後はワイン登場。
ここでは食事が終わった後にワインを嗜む習慣があるので、ワインはちょっといいワイン。
さすがに年越しそばは無理そうなので、しゃべって新年を待つ。
大晦日の花火には否定的な私だけれども、ドイツ人にとっては年に一度のお楽しみ。
彼は15分前からいそいそと花火の準備を始めて、彼ママは事前に購入しておいたGlückskekseとクラッカーを配り始める。一人に2つのおみくじが用意されたことになる。
深夜0時をまわったとたん、外では花火を打ち上げる。
私たちはProseccoで乾杯して、Proseccoの後私は新年の一杯として日本酒を飲んだ

2012年がいい年になるよう心からお祈りした。
