健康保険

今日嬉しいお知らせが相方の健康保険の扶養に入ることが出来ました。
ほっと一安心
30才過ぎて、しかも一度学生としてプライベート保険かけてるから入るの渋られるとか入れないとかいろんなうわさを聞いていたので心配してたんですが、良かったー。これでやっと病院へ行ける
歯医者では一回の処置で170ユーロの請求書が届くし、おととし風邪（今考えるとインフルエンザ並みにきつかった）の出費は300ユーロ。戻ってきたのはたった47ユーロ（しかも手紙をわざわざ日本の住所に送りやがった）
アメリカでお金なくて病院いけないってこういう気持ちなんだというのが少し分かるような気がしました。
ドイツでも国民皆保険（国民健康保険）はあるものの誰もが入れるというわけではないらしい。
日本の保険制度って優秀だとつくづく思った。あっ、でも日本に在住外国人は入れるんだろうかとの疑問が浮かんだ。プライベート保険で病院へ行くとカモが来たという具合。（少なくとも今までの経験でそう思うことが多かった）
人生に一番大事なものってやっぱり健康だと私は思う。
健康じゃなければ元気じゃないし、元気じゃなければ他人とも関わりあう心の余裕もなくなるし、仕事もうまくいかない。こういう悪循環に陥らないためにも日本の悪慣習も変わっていかないといけない。
不況で保険料を払えない人の保険証を剥奪するのではなく、守ってあげるのが政府の仕事のはず。
英国では大学の授業料が上がるのが不満で大きなデモが起き、アメリカでも生活の改善を求めてデモがおき
＊英国の大学の授業料は上がったとしても日本の大学の5分の1程度。私立の10分の1以下。
それでも学生と家族は怒りに怒って政府に立ち向かっている。
日本では原発が爆発して、放射能垂れ流しの上、被災者の衣食住と保障も十分にカバーされていないというのに大規模なデモには発展しない。
何故だ。
世界中が日本に対してクエスチョンマーク。

日本って中国と同じ社会主義だよねとドイツ人の友人に意見を求められた。
うわべの経済が発展していても、メンタル面で発展を遂げられない日本は自殺者数世界一（たまに2位とかあるけど10数年ずっとワースト3）。

日本はいつまでも心の故郷なので、援護するけどＦｕｋｕｓｈｉｍａ事件だけは援護しきれない。
被害者は国民で、国は国民になにを与えてくれるのだろう。リンカーンのゲティスバーグ演説の一説が頭をかすめた。