小六の女孫がくれし数粒の
種ひろがりて地上の星に
花の名前はブルースター。
当時小6だった孫娘がくれた種を鉢に植えておいた。
花が咲き、紡錘形の実が生り、その実がはじけて種が飛ぶ。
種には毛が付いていて、見た目は毛針のよう。
風に乗り、遠くまで運ばれる。
写真のブルースターは、
元の花から結構離れた地面に着地したもの。
小石を敷いているので、
人の手で植えても、きっと育たなかったろう。
このような小さなことで、
自然の力の大きさを教えられる。
今年、孫娘は高三になった。
ブルースターも、
庭のあちこちで花を咲かせている。