白であることの難しさ | 株式会社AFULLY☆女社長のブログ

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そんな株式会社AFULLYでは世界中を飛び回って革を仕入れ、卸&販売しています。
今日もワクワクするような革を探しに行ってきます♪

アッサラーム

人には裏表
白黒グレー
色んなカラーがありますよね。。






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真白であることなんて無理なんじゃないか?

と、こちらラッカー仕上げの
スムース#白色の試作を
数十回おこなってきた中で行きついた結論は
そこでした・・・。w


お客様も、大抵


「真白なんかできないでしょ」

とか


「若干グレーぽくても
しょうがないよね」


とか。

許容範囲を広く保ってくれています。



革の話なのか、人の話なのか、
よくわからなくなりますよね爆笑爆笑爆笑



色んなタンナーさまで
真白のスムースを試作してきたのですが
今回の白をついに成功させたのは
残念ながら国内ではありませんでした。



なぜでしょうか?びっくり


それは



使われているタンニンの種類や、
クロムの比率や、水や気温、
全ての環境が肝になるから
だそうです。



トルコイスタンブールのタンナーさまなのですが

前回サンプルに対し
一つクレームをつけて
ツヤを落とすために
無色のマットを吹き付けてもらいました。



その瞬間、ここまで黄味にぶれてしまったのでした。


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トップは本当に透明なのに

無色なのに


せっかく作れた真白が
黄色くなるなんてショックすぎます。
そのぐらい繊細なんですね・・・。

余計な指示をしなければよかった
と反省しました…汗



一番目は青味

二番目は色としてはパーフェクト
でもツヤがありすぎたので)


修正した三番目が黄色




・・・。




もう何枚白を買ったでしょうかえーんえーんえーん



溜息をつきたくなる時もありますが、
お客様から求められている限り、
成功するまでやり抜きたいです。

こだわりの強いお客様には
本当に鍛え上げていただけます。



絶対に売れる商品をつくっていただくためにも
妥協しない革づくりに励んでまいります真顔


今回の量産も絶対成功させるぞー!



ということでおねがい

今日もお疲れ様でした!


明日も頑張りましょう〜ウインク


アッラーハフェス