アッサラーム
バングラから帰国して以降
革のアップデート
さぼりつつありましたので・・・
最近量産 or サンプルアップさせていただいた
商品各種を載せていきます
まずこちら!
クロコの型押しスムース。
型押名:アイランドワニ小
…
アイランド?
なんか楽しそう
行ってみたい!
と一瞬アイランドとワニとヤシの木とビーチ。
をイメージしたのですが
もしかして私が知らないだけで
「アイランドワニ」という名称のワニがいるのかもしれない
と思ったんです。
ということでググってみたところ
なぜか「ゾンビアイランド」という
得体のしれない
不気味な名称ばかりが検索されるではありませんか。
はい。こちらはゲームでした。
ドツボにはまった私は夜な夜なゾンビアイランドについて調べるはめになってしまったのです。
ということで!
「アイランドワニ」は型押し屋さんが
きっとワクワクしながらワニのことを考えて
命名したものであると結論付けました。w
長くなりましたが・・・・
つづいてヌバックです。
このOAKは中々かわいかったです。
そうですね・・・
私がよくテレビで使うのですが
「ミルクチョコレート」
でもそれって…
よくよく考えると「オーク」じゃないですよね
色ぶれが激しいのがヌバックの特徴です。
極力お客様には
ご迷惑おかけしないように取り組んでおりますが
起毛素材の色ぶれの許容範囲は多少スムースよりも広い目に設けていただければ幸いです。
という言い訳でした
つづいてパールエナメルです!!
塗膜にゴミがついて浮き出てしまわぬように、
本エナメルの層も十二分に乾かし切ってもらって余計な跡が残らぬように、
タンナーさんには製造工程や管理において丁寧に扱ってもらいます。
靴にしていただかないと本当にわからないエナメル・・・・(だそうです。)
ひやひやしながらも製品でき上がるまで楽しみにお待ちしています
最後にバッグ用の革なのですが、
顔料べた塗の毛シボ仕上げです。
うっすらと現物の肌目が見えるのでかろうじて本革かな?という製品の見た目になるのだと思いますが、
大きな面で裁断していただくものはどうしても表情をばらつかせない統一性みたいなものを重視してしまいます。
用途に合わせて、
リクエストに極力お応えできるように
革づくりに携わっておりますが
少し落ち込むことも中にはあります
今月末で弊社法人として初決算を終えるのですが
今期なんでこんなにいい革が売れなかったんだろうねーーと水川と一緒につぶやいておりました。
どこからどう見てもいい革だけど、売れない。
「いい革なんだけどね~」とお客様にも言っていただけるのに使っていただけないことって少なくないんですよね。
製品目線での革づくりとか革選びがまだまだできてないのか・・・
と自省しつつ
また新たな課題をもって取り組んでいきたいと思いました。
挑戦途中のイタリアンカーフ(弱ラッカー仕上げ&素上げタイプ)もなんとか成功させていきたいです
それでは嫌~な雨が降り続いておりますが
素敵な夜をお過ごしくださいませ
アッラーハフェス