ずいぶん前に心臓の疾患を持って生まれてきた坊やについて書かせていただきました。
その坊やに妹が産まれ、今年、弟が産まれました。
お兄ちゃんはもう小学4年生です。
今年生まれた弟は4か月。
平均よりずっと大きな弟を、優しいお兄ちゃんは殊の外可愛がります。
学校から帰ると大声で弟の名を呼んで家に入るのです。
そして、抱っこをするのです。
発育の良い弟は、お兄ちゃんの体重に加速して近づいております。
それでも、膝に抱っこをしていっしょにテレビを見たりしているのです。
お兄ちゃんの小さい頃の写真を見ると今の弟そっくりで、なんとも懐かしさがつのります。
あの頃は日々が闘いで、幾度も入退院を繰り返し、長時間の手術を繰り返していたのでした。
生活のほとんどが病院で、食も細く、鼻から管を通して栄養補給をしていたのです。
過ぎてしまえばその闘いも懐かしく、今元気にスポーツ少年に育っているのが嘘のようです。
食欲も旺盛で、ラーメンライスを難なく平らげます。

時は優しく過ぎてゆき、あの苦しい時は今の幸せをより一層充実したものに感じさせてくれます。