基本の基本!米の次に大切な汁物。

中でも味噌汁は一人暮らしだとパックのフリーズドライに頼ったりしますよね。


それでも勿論良いと思うのですが、やっぱり作った味噌汁は風味が一味違うもの!
料理オンチさんの為しっかりご説明致します。



味噌汁を作るのに最低限必要な物!

【材料】
お湯(水)
カツオダシの粉
味噌
具材(ワカメ、豆腐、油揚げ、大根、葉物、じゃがいも、人参、ナス等々何でも)

です。
ここで、初心者がつまづくのは「ダシ」です。
具材の火の通り具合とかも心配なんですが、まずダシってどうとるの?って人多いんじゃないでしょうか。


味噌汁カテゴリーでお話するのはちょっと話がズレるのですが、ダシは塩砂糖の次くらいに日本人に欠かせない物です!
どんな食べ物もダシがきいて無いと「何か一味足りない?」と塩や醤油を無限に足していき、すごく濃い味の何かが出来た……等の失敗をしやすいです。


またダシも多種多様ですが、味噌汁や日本料理の大体基本は「カツオダシ粉末」を使います!
鰹節からダシをとる!なんて人も居ますが、料理オンチ女子には関係ない話です。

また最近の味噌にはダシ入りなんてのもありますが、味の調節は必要なのでダシ入りでも一応用意しておきましょう。



【基本のワカメと豆腐味噌汁作り方】
①鍋に水を入れ沸騰させていきます。
②沸かしてる間に乾燥ワカメを入れます。
(ワカメはいつ入れても良いですが、沸騰してから暫く煮ないと柔らかくなりません。袋裏に記載の時間か沸騰してから5〜10分は様子を見ましょう)
③ワカメが柔らかくなったら一口大に切った豆腐を入れます。
④豆腐を入れてからまたすぐお湯が沸騰するので、火を弱めるか止めてお好みの味噌とダシ粉末を入れます。


【ポイントアドバイス】
★味噌はおたまの上に出して少しづつ溶かします。直接入れるとダマになり溶けきらず、飲んだ時塊が残っていてしょっぱい!なんて事にならないよう注意しましょう。
(水量、具材料に左右されますので味噌とダシはお好みで、としか書けないのですが、ちょっとずつ味見しながら入れていきましょう。)

★ワカメの乾物を入れましたが、ワカメもダシの1つです。繊細な日本料理(大根の煮物系など)や、おでんなんかに使われます。
ですのでワカメの味噌汁はカツオとワカメの2種類のダシがきいていてより美味しくなります!

【味噌汁の他の具材!】
これらは味噌を入れる前に煮立ててアクも取っていきましょう。火が通ったら最後に味噌とダシを入れます。

⚫豆腐や油揚げ、蒟蒻など既に火が通っているものはサッと火を通す程度でOK!
⚫ネギは生でも食べられる食材ですが、火を通すと甘くなるのでお好みの火加減で!
⚫葉物(大根の葉っぱ、ほうれん草、白菜、キャベツ)などは煮すぎると色味が悪くなりますが、茎の部分に火が通っているかを注意しましょう。
最初の内は色味は気にせずしっかり火を通しましょう。
⚫根菜はしっかり火を通しましょう!
★大根、人参、蓮根などは水の内から入れてしまい15分〜30分は煮ます。(具材の大きさや煮る時間で柔らかさが変わります。お箸で刺してみるか味見して見ましょう。)
★芋、じゃが芋、さつま芋等々芋類は煮すぎると崩れてしまいますので、15分前後で様子を見ましょう。
お箸などで刺してみて底まで突き刺さればOK!



たかが味噌汁と言っても、それなりに注意点がありました!

あと小話ですが、味噌ってあまり使わなかったりで賞味期限が切れちゃった……なんて事もあると思います。
★賞味期限が切れそうになったら、ラップで小分けにして冷凍しちゃいましょう!
小分けにして袋に詰めておけば使いたい時に使えます!ラップから剥がす時は溶けるまで待つか軽くレンチンしちゃいましょう。

また多少の期間なら冷蔵庫に入れておけば生でも大丈夫です。発酵食品なので。
ただ絶対大丈夫とは言えないので自己判断で!


お味噌汁作り方、注意点!世の料理オンチ女子さんにお役にたてば嬉しいです。