GWは皆様如何お過ごしでしたでしょうか。


我が家は、




紋別!に行ってました!


なぜ紋別?→ANAのセールですぐに取れたから!🤣


紋別のイメージはあまり強くないと思いますが…、


すでにまた行きたい!😍



2泊行きまして、肉を一回も食べずひたすら海産物を楽しみましたが、胃袋があと3個くらい必要なくらい食べそこねたものがたくさんありました。



海産物が魅力的なことはもちろんなのですが、この旅で本当によかったなと思ったのは、


北海道は端っこでもなんでもないと思えたことでした。




私は昔、札幌出張がてら出張前後に自腹で北海道を周る旅を何回かやっていました。


女満別空港から知床に行った時に、途中「さいはて市場」という所に寄ったのですが、


「さいはて」という言葉がショックで…😓


最果てって…、そんな端っこに来ちゃったの?無事に帰れるかな!?と、謎に不安を抱き、


以来、"道東"や"道北"と呼ばれるエリアが何となく行きたいと思えず…。




10年ほど時はたち、去年ゴールデンカムイを読み始めた時、


最初は北海道の話だと思っていたら、樺太やロシアの話がたくさん出てきて、やや動揺しました。


全然馴染みないところの話なんだ!


知床なんて目じゃないくらい"端っこ"の話だ!と。



やはり札幌や小樽、函館の話は馴染むのですが、網走の話やまして樺太は「さいはて市場」に行ったときの不安感が蘇り、読解力の低さも相まって話が入ってこない😵‍💫



そしてさらに時期をおいて今回、たまたまセールで空いていた便が紋別だったという無計画さで行ってきて、大きな心境の変化がありました。



紋別には流氷科学センターという非常にアカデミックな視点から流氷を解説した施設があります。


そこで流氷の成り立ちなどを勉強する際、地図にオホーツク海が出てきました。


さて、皆さん、オホーツク海ってどんな形でしょう?


どこからどこまでがオホーツク海か意識したことはありますか?


↓実はこんなに広いところ!アムール川が流れ込む海です。



私はこの日までオホーツク海って北海道のちょっと上にある程度だと思っていました。



この地図を博物館で見た時、急にオホーツク海を中心に見る視点ができ、


あぁ、北海道は端っこでもなんでもないじゃん、何を怖がっていたのだろう?


と思ったのです。



端っこなんてイメージは私が狭い視点でしかなかったことで、


一度、意識する場所を新たに作ると途端に視野がバーっと広がる感覚がありました。



何より流氷というものが自然現象として面白すぎる…。



心が開ければ面白い知識がどんどん入ってきて、


そして正確な知識は確実に自分を豊かにし、


でも逆に思い込みとか先入観で固めてしまうと、そこで思考は広がらない。



北海道を"端っこ"と決めつけた私はまさにそれで、


"端っこ"の不安から、それ以上何も知識は育たなかった10年だったのに


たまたま紋別便という片道10000円程度のオファーを手にし、


たまたま現地の博物館で広いオホーツク海を見渡し、流氷の成り立ちからそれによりもたらされる恩恵を知り、


こんなにも視点が広がった感覚は心地いいのだなと感動しています。



何でしょうね…、生きていて安心するというか、


新しいものを取り入れられて、自分の内面がまた一つ彩り豊かになった自信がついたのです。



北海道は"端っこ"という無知から来る不安で知識の取り入れを止めていて、これは本当に愚かな姿勢でした。


でも10年かかりましたが、たまたまそれを打開する機会に恵まれ、むしろ流氷の正確な知識を得て、日本の水産業のありがたみも知れるというおまけ付き。



私はまだきっとこういう未熟な所があると思いますが、


何かのきっかけで思い込みから逃れ、正確な知識を素直に取り入れる事ができる人間なんだということが、


一番嬉しく自信になりました。



私、こういう大人になりたかったです。

理想の生き方が出来ています😄



紋別では喜多牧場という所の牛乳も飲み、


これもとんでもなく美味しい…。



北海道の内陸部も行ってみたいな!と強く思い、


なるべく近い時期に陸別町に行けるよう頑張ります✌️



あぁ、この世界は本当に豊かだ!人生が足りない!