最近は趣味関係が充実している、とお伝えしましたが


主に歴史関係の知識が最近とてもおもしろくなっています。


というのも、私は大学受験で歴史分野は世界史を選択したため日本史はほとんどわからないまま大人になりました。


高校受験はほぼ落ちない高校だったので受験勉強は大してせず、当然小学校や中学校で習ったことはまともに頭に入らず、有名な単語をいくつか覚えているだけ😵‍💫



今でも覚えている恥ずかしい出来事は、2020年の秋に仙台へ旅行に行った時、仙台駅がお城のような作りになっていて


仙台は武田信玄の街だっけ?


と夫に言ったら虫けらを見るような目で軽蔑されました🤣



以降、特に勉強しようという気持ちはなかったものの、


旅行で歴史好きの家族に付き合っているうち嫌でも段々と頭に入ってきて、


今日、とうとうこんな本がすらすらと理解できるようになっていたのです!




戊辰戦争も西南戦争も新選組も知らなかった私が😭。。



以下、この数年で私がどんな「点」を集めてきたかを書かせて下さい。


①銚子の旅行で徳川家康は利根川を移動させたと知る 2023年5月


②鹿児島旅行で西南戦争で薩摩軍を会津出身の軍がメタメタに攻撃したと知る 2023年1月


③会津若松の旅行で会津の人は会津藩士を誇りに思っていると知る 2021年6月


④松江の旅行で八雲という言葉が松江の人は好きだと知る 2021年5月


⑤静岡の旅行で大井川は大きすぎて江戸の防衛にもなっていたと知る 2022年5月


⑥名古屋の旅行で熱田神宮がとても大切な神社なのでこれを避けるために新幹線は在来線と離れた所を走ると知る 2022年12月


⑦白金散歩で江戸無血開城がどえらいことだったと知る 2024年2月


⑧京都旅行で日本人にとって天皇は本当に大切な存在だと知る 2023年11月


⑨ゴールデンカムイで蝦夷地の地政学的特徴を知る 2024年1月


➉本を読んでいて尾張藩は御三家なのに新政府側になったと知る 2024年3月



取りあえず10個上げましたが、この時期も脈絡もバラバラに出会った知識が今日この写真の本を読み、線となってつながったのです。


例えば鳥肌が立ったのが、


私は10年ちょっと前に一時期札幌によく出張に行っており、


月曜から札幌の仕事があるとすると自腹を払って週末から北海道入りして旅行に行っていたことが何度かありました。


その時函館に電車で行く時、八雲町という街を通ったのですが、


北海道という和人にとっては新しい場所なのに八雲なんて古風な響きだなと思ったことがありました。



その後④にある通り、松江では小泉八雲ゆかりなのか八雲という名前をよく聞き(お蕎麦屋さんの名前など)、でもなぜかは特別調べることもなく、


また⑥や⑨、➉の知識も全く偶然に取り入れた知識だったのですが…、


なんとこれらが一本につながるのはわかりますか?



なんとなんとなんと!


熱田神宮はスサノオノミコトを祀っており、スサノオノミコトの歌に八雲という言葉が出てくるそうです!


また松江といえば神話の国出雲に属し、当然スサノオノミコトとも関連があり、


さらに尾張藩は、まだ幕府側かと疑う明治新政府に忠誠を示すため維新後に職がなくなった士族たちに北海道開拓の仕事を与え、


その人たちが現在の八雲町に行き、そこに熱田神宮の分祠があるとのこと!


北海道は当時ロシアの南下政策のターゲットとなっており、北海道の土地を早めに整えることは明治新政府の大きな課題だったのです😳!



10年以上前、八雲という古風な響きと北海道という開拓の地が何となく結びつかず、とはいえ深堀りすることなく、ここに来て無意識に取り入れてきた知識が一本になり


「これが学ぶ楽しさか…」と久しぶりに興奮しました。


その他、①なども結びついたことがあるのですが長くなるので。。😅



最近、ブログが書けていなかったのはこの手の知識の取り入れに夢中になっていたからでした。


線が出来始めてもなかなか記事にするまでまとまらず、


ようやく今日、学んだことが披露できました。



いつまでもいつまでも知的好奇心を持っていたいなと、強く思います。



また面白いことがまとまったら記事にします😉