序盤から話についていけず。予告編と内容が結構違うのが混乱のもとに
「ブラックアダム」は同名のDCスーパーヒーローの実写映画。「エスター」などのジャウム・コレット＝セラが監督を務め、「ワイルドスピード」などのドゥエイン・ジョンソンが主演した。ピアース・ブロスナン、サラ・シャヒ、ノア・センティネオ、オルディス・ホッジらが出演している。DCエクステンデッド・ユニバースの11作目。
ストーリー：5000年前に封印されたテス・アダム。しかし、大学教授のアドリアナの調査を強襲した集団によってその封印が解かれてしまった。暴れまわるアダムに対し、ヒーロー集団ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカが送り込まれるが……。
なんかちょっと話がよくわかりませんでした。
僕の理解力の問題なのかもしれないですが（いや、きっとそうだ）、物語が過去と現在と行ったり来たりするし、それぞれの思惑がコロコロ変わるように感じられるし、イマイチ理解できなかったんですよね。
結構複雑な話だったのに、アクションシーンが多すぎて追いきれなかったように感じます。前の会話とかよく理解する前にアクションに入ってしまうって感じで。テンポが良いのはいいんですが、アクションもそんなに目新しい感じでもなく、ただアクションが続いているなあって印象になってしまいました。
でもまあジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカは結構かっこいいし、ドゥエイン・ジョンソンの過去の話も割と良いので、合わなかったところばかりではなかったです。
ただやっぱりキャラクターが序盤からかなり大勢出てきますし、それぞれが何者なのかみたいなのが結構わからないまま話が進んでいってしまうので、もう少し丁寧にやってほしいとは思いました。多分そこなんだろうな。この入り口で「ああ、ちょっとよくわからんぞ」ってなってしまったので、その後の展開にも常に1歩遅れて理解するみたいな形になってしまいました。悪い映画だとは思わないんですが、そんなこんなで集中しにくかったですね。
あと、これは映画のせいではないんですが、予告編で流れていた内容と、本編の内容がかなり違っていたのも混乱のもとでした。もちろんネタバレをしないようにってことで予告編に入れる内容を絞ったんだと思うんですが、「あれ？こういう話なの？」ってなってしまって、そもそもキャラクターの取り上げ方が予告と本編でかなり違くない？って思いました。
どうなんだろう。まあ予告観て、行こうかなって思ったから効果はあったと思うけど、本編と乖離させるのはあんまり良くないなと思いました。まあ思い込んだこっちが悪いんですけども。
そんなこんなで個人的にはあんまり乗れず。でも最初から乗っていけばアクションシーンも満載だし、キャラクターも立っているし、楽しめるのではないかと思います。
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