実写版の幻影を追いかけてしまった

 

「ALL YOU NEED IS KILL」は桜坂洋さんのライトノベル『All You Need Is Kill』を原作にアニメーション映画化した一作。原作の主人公が出会う女性戦士の視点で描いている。見上愛さんが声優初挑戦でリタの声を担当し、花江夏樹さん、花澤香菜さんらが出演した。監督は秋本賢一郎さん。

 

ストーリー:突然地球に現れた地球外生命体。その襲来と襲撃以降、リタは死ぬと記憶を保ったままその日の朝に戻るというタイムループに閉じ込められてしまう。何度も死を経験しながら、蓄積される記憶と経験を武器に戦い方を洗練させていくリタだったが……。

 

うーん……いや、悪い映画ではなかったと思うんですが、あんまりハマりませんでした。実写版がかなり好きだったので、余計にダメだったのかも。

 

まず、状況がよくわかんなかったんですよね。まあこの世界の登場人物たちも状況がわからない状態で生きているのだから、それを疑似体験しているようなものなんですが、あんまりそれが楽しくなかったという。

あと、キャラクターのデザインもあんまり好みと合わなかったので、それもあるのかも。味があるデザインなんですが、何かそんなに好きになれず。印象的なところも多かったんですが、もう少しキャラクターに愛着がわきたかったですね。

物語自体はやっぱり面白いんですが、閉塞感みたいなものが常にあって、それが個人的にはきつかったです。

実写版は敵をどんどん倒していく爽快感が、死ぬとタイムリープするという絶望的な設定を上手く隠していたんですが、今作はどちらかというと、ちゃんとタイムリープのしんどさを描いていて、それが個人的にはあんまり合わなかったという……。

いや、もちろんそこをしっかり描くって大事だと思うんです。だからアプローチの仕方としてはある意味意義のあるものだと思うんですが、それはもう好みだよなあ。という。

 

なので、コンセプトと自分の好みが合わなかっただけで、好きな人はかなり刺さるのではないかと思います。

 

確かに物語は結構ちゃんとドキドキするし、次どうなるんだろう?って感じがずっと続いてくれるので面白いんです。だから、個人的に合わなかったってところが大きいだけな気がしています。

 

そんなこんなで面白い映画ではあるので気になるならぜひ。

 

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