薄ぼんやり見え隠れしていたものが、1/20(アメリカ時間)をもって確信に変わった。
僕が自然にこだわるのは単なるネイチャー好きだからじゃないんだよなぁ。
子供たちのことを憂いているのは、単なる子供好きだからじゃないんだよなぁ。
この感覚を言葉で伝えても、真意が正確に伝わるとは思わない。
でも、完全にあきらめる前に今日少しだけ書いてみる。
百何十億年前の宇宙の始まりのとき、「大いなる意志」が初めに働いたはず。
そこから百何十億年も経って人類が誕生(?)し、一人一人が意思を主張するようになった。
この意思には、動物の本能のように主観的に生み出されるものと、環境や経験から客観的に考えて決定されるものがある。
後者は人間に与えられたお家芸だが、それによって充実した人生を送ることもでき、束縛された人生を送らなければならないこともある。
大切なのは「自分の意思」を「大いなる意志」に繋げることだと思う。
それがどういうことなのか説明してゆこう。
いつの頃からか、一人一人の欲望を満たすために「自分の意思」を主張するようになった。
それが加速した現代社会には、言論の自由という考えが起こり、それを押さえつけるように次々と不自然なルールが生まれ、その度新しい法律が可決される。
みんなそれに「従う意思」があると信じていたのに、平気でそれを破る人たちが犯罪者と支配者に分かれ、その支配者が世の中のルールを作っている。
「欲望の親分」は、人々に自然界では全く価値のないものを欲しがるように誘導する。
ゴールド、紙幣、有価証券、ビットコイン、電子マネー・・・。
「欲しがり子分達」はそのルールを学習し、それを手に入れようと躍起になる。
しかしそれが続くのは市場が飽和するまでの(短い)期間だけなのに・・・。
以前はそのたびに戦争が起きていた。
情報網が発達した今、その手法は「欲望の親分」自身の首を絞めることになるので、最近は別の方法で行うことになった。
9・11もそうだったし、今流行りのウイルスなどもそうだ。ウイルスは自然発生したものと思うけど、それに便乗して必要以上に煽られ脅かされ続けている。
この影響で向こう10年ぐらい、人々の従順さは続くだろう。
そのとき何が起こると思う?
管理体制を強化する新しい法案が通るんだ。
国民のための支配者がそれを作るなら、結果は人々の幸せにつながるかもしれない。
でもこれからの4年間、アメリカ(世界)の支配者は、国民(人々)を欺きながら計画を着々と進めていくと思うよ。
僕が子供たちの将来を憂いているのはその部分。
現代の大人達の関心は、身の回りを便利で美しく飾ることに夢中で、命乞いばかりしながら、次の世代に何を残すかを軽視しているように感じる。
これからは女性性の時代といえば、ほんわかしてその場が和む。
でもそれは、困ったときに救世主が現れ助けてくれる、神頼み的発想に聞こえる。
注意深く自然界を見てほしい。捕食者に襲われそうになったとき、立ち止まって神に祈る動物はいないと思うよ。
子供は未来への希望。
性別がメスであっても命を懸けてそれを守るとき、男性性が働いている。
子供たちの意思を「大いなる意志」に繋げるチャンスを広げるために、命を落とす覚悟で行動する男性性も女性性と同じくらい必要だと思う。
人間社会の場合、我々の命は国家が守り、自分の財産は法律が守る。
見かけ上はそうなっているけど、本当にそうかなぁ?
話変わって、
朝起きてトイレに行きたいというのも意思。
頂いた命をこんなふうに使って、お役に立ちたいというのも意思。
これにレベルの違いなんてないんです。
自分が幸せを感じることをやり続けたら、いつのまにか周りも幸せになっていたとしたら、その時個々の意思は「大いなる意志」と繋がったんだと思うよ。
それには先ず自分の意思を持つこと。
二十年前、ここまで腐敗する前のアメリカに滑り込んだおかげで、日本にいるより自分の意思が表現でき、周りから受け入れられ、意思を持つ自由を体感できた。
それと共に必死に生きるとき、その意思が「大いなる意志」と繋がる体験を何度もした。
僕が子供たちに伝えたいのはそれだけ。
英語を話すことができない教師に習えば、やっぱり英語は使えないのと同様、
自分の意思を表現しない大人が、「大いなる意志」と繋がる喜びを知らず、子供たちを導いたら、その子たちは意思を表現しないまま、監視強化され続ける社会の中で、「大いなる意志」と繋がることなく寿命を終えるんだと思う。
「欲望の親分」が最も恐れること、それは個々が「大いなる意志」とダイレクトに繋がり、本当は価値がないものを見抜き、私たち自ら幸せを生みだし、充実した人生を送ること。