4月2日に根原で行われた野焼きに参加して来ました。
茅場を維持するために必要な処置で、毎年春に行われます。
刈っておくことで、茅以外の雑草が減ったり、新しい茅が生えやすくなり、より二酸化炭素の吸収や水の保水などをしてくれるなど、良いことがたくさんあります。
地元住人・消防団3団体、協力者の方など、約180人集まって行われました。
当NPOも茅文化の保全・水の保全のためということで、参加してきました。
主に、火の延焼を防ぐために、生のヒノキを手に持って、必要ない所に広がりそうな火を叩いて消すのが仕事です。
茅の束の先に火をつけたものや、バーナーで茅場に火をつけていきます。
火がつくと、どんどん燃え広がります。
背の高さ以上に炎が上がります。
消防団の人たちも、危険がないか、火が予想外の方にいかないかなど、見守ります。
火の近くでの作業は、暑く、顔が炙られているいるような感じです。
火が通った後の様子。
煤で黒くなった大地が残ります。
秋になる頃にはここにも一面にススキなどが茂り、冬に収穫されます。