こんばんは
週末から一気に春？夏？のような天気になり、今日は初夏のような暑さの日差しに驚いています
厚手のコートを着なくなり、肩こりの悩みが少しずつ解消されそうでホッとしています
やはり冬は苦手です
朝起きるのも布団と自分との激しい戦いをする必要もなく、本当に肩の荷が降りた気分です
朝起きるとまずは鳥の声を聞きにベランダに出たくなります
そして日中は日が差している床に寝そべって光合成をするのが恒例のイベントです
さて、昨日紀尾井ホールにてショパンコンクールに出場していた沢田蒼梧さん(以下沢田くんと呼ばせていただきます)のピアノリサイタルを聴きに行ってきました
久々の紀尾井ホールでしたし、何よりコンサートホールへ足を運ぶのはコロナ禍になってから初めてでしたからもうドキドキしてしまって、チケットを握りしめて行ってきました
席はとてもベストな位置だったので沢田くんの指使いがしっかりと見れました
曲目は以下プログラムに載っていますのでご覧ください
ショパン好きの私でも特に今回の選曲は私にはドストライクでした
ピアノは昨年のショパコンで使用した「SHIGERU KAWAI」です
ドドン
生の音色は初めて聴きましたが、もうとろけるような惚れ惚れする音でした
他のメーカーさんにはない、芯のある音だけど優しく舞い上がるような音で、高音から低音まで心地よく聴くことができました
まるで優しい風に乗って桜が舞ったかのような暖かい音に包まれました
まさに、沢田くんの優しくて穏やかな雰囲気にピッタリのピアノです
そして、紀尾井ホールとも相性の良いピアノだなと感じました
ホールの広さと音響にピッタリで、後方の席でも聴き応えのある音だったと思います
特に「黒鍵」の曲はこのピアノの良さが現れていたと思います
それは想像しやすいかと思いますが、「スケルツォ２番」でも良さが出ていました
音がキツいと特に高音が差すような音になってしまいますが、このピアノはそれがないので「スケルツォ２番」のように高音で連打したり音を延ばすことがあっても不快感が全くありませんでした
もちろん、それは沢田くんの技術もあってのことです
彼の演奏はショパコンの頃よりもまた進化したように感じました
最初は緊張していたかな？と思いましたが、３曲目あたりから沢田くんの世界が見えてきて、私はどんどん引き込まれていきました
「スケルツォ２番」では涙腺が崩壊するぐらいの感動を、そしてアンコールでは英雄ポロネーズを演奏しましたが、またここから新たに出発をしていく沢田くんの前向きな姿勢が伺えました
これからの進路、どうなるのか分かりませんがどのような道に進むことになってもこれからも応援し続けたいと思います
また続きを次回書きたいと思いますのでお付き合いいただけますと幸いです
それではまた近々更新します
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