友人達にベーシック・インカムの話をしていました。「ベーシック・インカムというのは、すべての人に、無条件で、継続的に最低生活費を支給することです。貧困問題が抜本的に解決します」、と。

 

友人A 「いいけどさあ、どう見ても生活保護費を不正受給しているだろうって人、いるよ。親が元気で援助できるのにさ、そんな人にもあげるの?」

友人B 「そうそう。うちの近所の人で、生活保護を受けてて、海外旅行に行ってる人、いるよ」

 

私 「ベーシック・インカムは、生活保護じゃないんだよ」

友人A 「働かなくてもお金をあげるんだから、生活保護でしょ」

私 「収入が十分あってもお金をあげるんだから、生活保護じゃないよ。生活保護は、誰にあげるかの審査がややこしいんだ。『こりゃ、不正受給でしょう』という人もいるよ。でも、生活保護以下の収入で、生活保護を受けている人は1割くらいしかない、っていう数字が出ているんだ」

 

私 「ベーシック・インカムの発想は、貧民救済じゃなくてね、全体の経済を良くしたいんだ。

 今、日本で不況だ不況だと言っているけれど、それはみんなが働かないからかい? そうじゃないよね。買ってくれる人がいなくて、不況になっているんだ。どんなにがむしゃらに働いても、在庫の山を作るだけなんだ。とにかく賃金の総額が97年をピークに減ってきているんだから、モノが売れるはずがないよ。
 だからといって、企業は賃金を簡単に上げることはできないでしょう。

 そこで、生活する人たちに、無条件でお金を上げてしまって、もっと全体の金回りをよくしようということなんだ。モノを作って売っている人たちは、みんなが豊かで、作ったモノを買ってくれるのが、いちばん有り難いんだ」

 

 そう言ったら、友人達、けっこう納得しちゃいました。

 

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