<生命(いのち)>の輪 | ゆびとま子育て@吉祥寺(Mother Seed 改称予定)

<生命(いのち)>の輪

先週、@吉祥寺で講演していただく、コーチと生徒さんでミュージカルの

<ライオンキング>を見に行きました。


中高の部活動で、オペラやミュージカルを文化祭でやっていて

本場のオペラハウスやブロードウエイにも行った

ミュージカル好きな私としては、久々の観劇でわくわくしました。


なんと、10年ぶりに同じ演目を見たんです♪

しかも、このライオンキングは、中でもオペラ座の怪人とならんで

一番好きな演目でした。


なので、純粋に中身もさることながら


・NYの本場で封切になった時期に、わざわざブロードウエイまで見に行ったこと

・一緒の時期にいった、ワールドトレードセンターは、もうテロで無くなったこと

・大学を卒業して、初めてのNYでアメリカの活気を改めて感じたこと

・数年遅れで、日本で上演されることになり、やはり一番に見にいったこと


という、今まで見たときの思い出から


・初めて見たときに、あまりの仕掛けに鳥肌があったこと

・子どもが生まれたら、絶対一緒に見にいくんだと思ったこと

・今は、母になり、子どもを持った(生命の輪)ので、感じ方が変わったこと


という、演目への想いやら、

観劇しながら、色々な想いをはせていました。


いや~、しかしライオンキングは、やっぱり素敵ですね。

しっかり、子どもの成長物語と親子の愛情関係が描かれています。

それを見ている人に、押し付けで教えるのではなくて、

あくまでも、「ある物語」として、話を伝えるだけなので

余計に、伝えたいことが相手に伝わるんですよね。


子どもと是非見たい演目です。


そして、いや~なんていいますか。。。

子どもに何を伝えたいか・・・?なんて前書きましたが、

それ以前に大切なことを思い出させてくれました。

それが、母になって見方が変わったところでしょうか。


それは、

「子どもが成長して、大きくなったら、

そしていつか母になって、自分の子を抱き、

子どもを生み育てる喜びを知って欲しい」


という動物として、生まれた来た理由、「子孫を残す」

という、根本的な部分でした。

それはまた、


「困難を乗り越えて、すくすく育って欲しい。

そして、好きな人と結ばれて、子どもを持って欲しい。」


という、シンプルな愛でもありました。


そうなんですよね。

それが、親としての子へのシンプルな愛なんでしょうね。


逆に、自分も大きな生命の流れの1つで、

そして、子を持つことで、自分も一つの役目を果たすことができた

そんな子への

生まれてきてくれてありがとう。

の気持ちでもあるかもしれません。


きっと、親もそう想って、自分を育てきてくれたんだなと、

親への感謝もし、色々と『ありがとう』の気持ちを味わったひと時でした。



印象的だったのが、カーテンコールです。

パパ役、子役、主人公(青年)が並んで舞台後のお礼のため、立っていました。

何度もカーテンコールがあるので、度に前まで進んで、また下がって、、、を

5回していたんでしょうか。


始めは、子役は主人公と見つめあって、そのあとパパ役に嬉しそうな表情を見せてました。

何度も何度もするうちに、


主人公は、自分の家族や親戚が、私達の前の席に座っていたらしく、

家族に向ける愛情たっぷりの笑顔を振りまいてました。

そして、表情は主人公という大役を果たしてこれからの未来を感じるかのように

青年独特の凛々しく、輝かしい笑顔を、正面に向かってまっすぐと振りまいていました。


一方、パパと子役は、何度も何度も見詰め合っていて、

子役が何度もカーテンコールを受けることに、「すっごいね~」と

パパ役に向かってはしゃいでいて、パパ役は何度も「ほんとだね~」

と子役の喜びを笑顔でしっかりと受け取ってました。

その視線は、パパ役には本当に子どもがいて、役ではないパパとして

子役に接しているんだな。。。とほのぼのしましたよ。本との親子のようでした。


家族から離れて一人立ちする青年と、新しい家族を得て子育てとしているパパと

を見比べて、ほんとにこれが、生命の輪なんだな~

と感じました。


実際に、ライオンキングは、青年役が年をとって、今度はパパ役に、子役が青年役に

と、役がめぐっていることが多いようです(四季は判らないですが・・)

ほんと素敵な話ですよね。。。。


是非、まだご覧になられていない方は見てくださいね~。


そして、前から2列目というすばらしい席を用意してくださった、コーチに

感謝感謝です。ありがとうございました。



そして、最後に、

ライオンキングの美術には、日本の影絵や文楽(人形をあやつる)

からヒントを得た演出になっているんですよ。


で、映画上映から言われていたディズニーによる「ジャングル大帝」の盗作問題。

あれも、手塚修のプロダクションが

「世界のディスニーに盗作いただけるなんで光栄です!」とコメントして

騒ぎが収まったのだとか。



ということで、日本もまだまだ捨てたモンジャナイ!!

ということで、日本頑張れ~


どうなるんでしょうね?今夜のワールドカップ。

サッカーのルール全く知りませんが、

でも気になります。。。。勝って欲しい!!そして、日本に活気をもたらしてほしい!!


がんばれ~

(ちょっと、展開に無理あり?ま、今夜に免じて許してください~)