米国人に薦められて観たら止まらず、あっという間にSeason1とSeason2を観てしまいました。

 

2022年からスタートしたHBOのストリームレーベルMAXが作成しているドラマですが、本年でSeason2も完結しているため、現在でしたら一気に鑑賞することができます。

 

日本の大手新聞に記者として就職した米国人記者の目線で、日本のやきゅざと飲み屋の外人ホステスと警察と新聞社について描かれており、過去に闇金が社会問題化して鎮静して行った頃からいかにやきゅざがぱんしゃと呼ばれるような勢力まで拡大して行ったかという現代史も学べます。

 

 

このドラマでは、すごく日本人がカッコよく描かれており、その大半がやきゅざなところが本当に残念です。

 

出てくる日本の俳優さん、多分、ほぼ日本のドラマなどでは脇役?で主役級ではないのですが、皆さんとてもカッコよくて。。。

 

こんなにもカッコよく日本人を描いてくれるなら、やきゅざじゃなくて、別の役柄で描いて欲しかったとも思いました。。。

 

 

日本のドラマで主役級の俳優さんは、やまぴーが脇役のホスト役で出てきり、海猿で有名になった伊藤英明氏が刑事役で出てくるのですが、主役や主役級のやきゅざの方々に比べると、日本のドラマでは大きく見える伊藤氏さえもは小さく見えるんですね。

 

やきゅざ役の方、皆さん、お年を召されている方もいらっしゃるのに、190cmくらいの大型で、肩幅がすごいイカリ肩で、一般的な白人米国人男性からは(白人米国人女性からもですが)サルC /ザ・ちっちゃい君/オタクんとして全く相手にされていない日本人男性が、このHBOのドラマではすごくカッコよく見えるんですね。

 

日本人男性をこんなにもカッコよく見せてくれて有難う、HBO MAX。しかし、しつこいですが、やきゅざ役ではなく、他の役で日本人男性をカッコよく描いて欲しかったです。

 

 

 

 

そして、このドラマの中で、脇役だけどすごくいい味出してるなと思ったのが、歌舞伎町の飲み屋の店長的な役の萩原聖人氏。約束したお金を払う/払わないという小競り合いのシーンなんか、だらしなさそうな感じを絶妙に演じており、素敵な役者さんだなー、と思いました。あとは、山Pが働いているホストクラブの店長役の松田美由紀さん、とか、その店長に、オハバン!と行って怒鳴りながらみかじめ要求する出所後若頭に出世したやきゅざ役の窪塚洋介氏とか、Recklessな役を演じさせたら右に出るものはいない的な感じ。

 

 

 

 

 

そんな感じで、脇役の名演技や中年以上のやきゅざの方のかっこよさやぱんしゃに関わる現代史などさまざまに楽しめる部分があり、Season2まで一気に楽しめたのでした。

 

 

 

 

 

 

おしまい