インスタでフォローしている方がおすすめされていて、興味があった、ネットフリックスの令嬢アンナの真実、一気観しました。

 

ロシアからの移民でドイツで暮らしていたアンナちゃんが、NYCでドイツの資産家の娘を語り、自分の基金を作ると言って富裕層や銀行などに対して詐欺を働いたという真実をもとにしたドラマ。

 

ネットフリックスの人気シリーズOZACにパンチパーマ観たいな髪型で出てくるアンナちゃんも、本作ではストレートヘアですごく美しく感じます。

 

 

 

 

またNYの富裕層を装っているので、周囲にいる方々もゴージャスで本物のお金持ちの設定の方のお家が素敵。

 

ストーリーに色々と考えさせられ、目の保養にもなります。おばあちゃんになる頃には、このマダムみたいになりたいな。お仕事と資産運用、まだまだ頑張る必要がありますね。。。

 

 

この方は、アンナちゃんのお友達でアンナちゃんたちと行ったモロッコ旅行のお金を勤務先のバニティフェアのクレカで立て替えてしまい、多額の借金を負うことになったという設定です。

 

最後の方までどうしてこの女優の方をキャスティングしたのかあまりわかりませんでしたが、最後の方の裁判のシーンで、すごく演技が上手だなと思いました。演技が上手だから採用されたのですね。納得。

 

 

アンナちゃんは最後に詐欺がバレて刑務所に行くことになるのですが、刑務所では、我が日本が誇る非常食兼日常食のカップラーメンが!

 

日本の視聴者を意識してのことなのでしょうか。嬉しくなりました。

 

ネタバレですが、アンナちゃんの両親は、普通の両親で、アンナちゃんが詐欺をしなければいけないような虐待とかすごいハイプレッシャーを与えるとか、そういったことは一切なかったことがアンナちゃん事件を取材した記者の調べで判明しました。

 

両親はロシアからきて頑張っていた移民だったのですが、ドイツの田舎で閉鎖的な環境で暮らしていたため、周囲からの目線は厳しく、アンナちゃんは周囲から孤立して、ファッションに興味を持つようになり、ファッションはお金がかかるので彼女の虚栄心も増幅して行ったというバックグラウンドをその記者が明らかにしています。

 

周囲からの孤立と虚栄心と犯罪。とても考えさせられる背景の説明の仕方でした。

 

彼女も子供の頃に周囲から歓迎されていたら、過度にファッションにも興味を持たず、お金とかそんなにいらずにお友達と楽しい生活ができたのかもしれません。

 

日本でパパ活という言葉が流行って久しいですが、もしかしたら彼女たちも周囲から孤立しているのかもしれませんね。そう言った場合に、両親とか周囲の大人の支えも大事ですが、同世代とか、何か本人が同質と思える人々との交流で彼女たちを救えるのかもしれません。今、SNSもとても機能が充実しているので、パパを探すのではなく友達を探すのにSNSを役立てて欲しいですね。

 

とにかく、友人を探すことが虚栄心断ちの一助になるというインサイトがあったドラマでした。

 

このブログでも散々言っていますが、私は虚栄心が強い人々を失礼ながらもとても醜く感じるため、自分がそういった人間にならないためにも、改めて十分な対策を取りたいと思ったのでした。虚栄心が強い人々の中にいても孤立するので、自分が孤立しない世界観を絶えず探す努力をしないといけないのだと思いました。

 

 

おしまい