
実家で、パリのお土産を父に渡しました。エルメスの本店で購入したタイです。
写真のショッパーにSAINT-HONORE とありますが、サントレノ通りとは、パリのブランド通りのひとつで、エスメスの本店は、サントレノ通りのはしっこにあります。
お店でネクタイを選んでいると店員さんがついてくれて、父へのプレゼントだっていったら派手なネクタイばっかりすすめてきて、
ステキだと日本人には派手すぎる、もっと地味なのお願いします、エスメスのHマークとかでいかにもエルメスじゃないってやつで、
とか、いろいろといちゃもんをつけまくって、地味なタイをピックアップ。
父は、タイをもらったことは喜んでいたと思いますが、エルメスのタイをもらったことにそれほど喜びを感じていないと思います。
中産階級の、お客さんからもらったたくさんのネクタイで満足しているひとなので、ブランドものには価値はみいださない、というかわからないおじさんです。

母にはゲランのリップ、キスキス2色と、フェイスパウダー。フェイスパウダー切れてたんだよねー、と喜んでいました。
母のお化粧品は実家に寄生しているパラサイト妹のお下がりと生協の製品で構成される恐れがあるため、定期的にSK2やゲランなどを供給しておかなければならないのです。
もう生協の化粧水で満足できたり、妹のお下がり製品であらを隠せる年ではないのですから。
私は、自分の母が美しいとしみじみ思うことはありませんが、一度、父の会社の夫人会のメンバーと一緒にいる母をみたときに、失礼ながら、明らかにほかのご夫人よりは美しい、と感動したものでした。
とはいうものの、当たり前だけど、帰省した母の顔はしわやしみなので老けていて、祖母(母の母)の顔をあまりかわらない感じでした。祖母がキレイだというのもありますが。
母は今の私の年の頃には、父とケッコンして専業主婦になって私を出産していました。今の私のお給料の何倍も低い父のお給料でやりくりして3人のコドモを育てあげたら、
顔がしわくちゃまみれのぐちゃぐちゃになった、
と思われたくありません。コドモを育てるのでいっぱいいっぱいで、コスメデコルテAQのクレンジングクリームとか、タイムレスポンスクリームとか買うお金がなかったし、コドモが暴れまくって怒ってばっかりいたので、シワが増えた、とかも思われたくありません。
なので、これからも母にクリームやメイク用品などを供給していきたいと思います。
母に、私たちを生んで本当によかったな、と思って欲しいです。思ってると思うけど(←コラコラ
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父に「あんまり贅沢するなよ」と言われてしまいました。本当にその通りだと思います。
本代はおろか、食費や交通費にも困る激貧学生だった頃の私が、今の私の浪費生活を見たらどう思うだろうか。
とはいえ、費用対効果や投下資本回収率にシビアなので、そんなに浪費していないとは思いますが。
実家に帰ると、ここが私が生まれ育った場所なんだ、と感じます(←感じるとかじゃなくて事実ですwww
私は私の周囲のひとみたいに社会人になる前から海外や他国の言語に縁があったり、勉強や研究に没頭できる環境があったり、贅沢な暮らしがあたり前だったり、そんな出身とはほど遠い、中産階級の家。英語の意味をいちいち聞いてくる、海外とは無縁の父。父のお給料でコープの化粧水を買う母。
父や母に私が生まれてきてよかったと思って欲しいです。思ってると思うけど(←だからーもー。
+おしまい+