遅めの昼食を取ろうとごはん屋さんに入ったところ、午後4時過ぎという中途半端な時間だけあってお店にお客さんが30代前くらいの男性二人しかいませんでした。メニューを見ていると。。。気のせいか、なんか、二人がこっちを気にしているかんじ。知り合いかな?と思いつつほっておいたところ。


男1:かわいいね。こっち来て一緒にごはん食べませんか?

私 : 誘ってる方が来るのが普通でしょ。


消耗しきっていることもあり、目上の方に失礼な態度を取ってしまった(普段は丁寧に接します。念のため。)。。と反省していると、なんとその男性二人がお皿たちを持ってこちらのテーブルにやってきたのです。すごい心の広い二人組でした。で、そんな二人組だったので、話も面白かったんですけど。。。


私 :今日、何してたの?

男1:プール行ってた。小学生の女の子と友達になったよ。

私 :・……。

男2:あ、今、なんか変な想像した?

私 :あ、いや、そうじゃなくて。仕事は?

男2:俺?俺は休み。こいつは二―ト。

私 :へぇ~。


私は二―トと呼ばれる方と初めてお目にかかったのでちょっと感動していました。それに、私は一般にいう二―トさんに対して、そんなに悪いイメージはもっていません。会社で誰かをいじめたり、給料泥棒だったりする人よりはよっぽど良心的な方がただと思っています。日本の労働力低下問題などは別にして。


男1:あ~。今、俺のことすごいバカにしてるでしょ?キャリアウーマンっぽいからな~。

私 :別にバカにしてないよ。会社で誰かに迷惑かけるよりよっぽどマシだよ。二―ト万歳!

男1:おー。いいこと言うね~。


その後もいろいろと楽しくお話ししたり、遊びに誘われたりしたりしましたが、お昼ごはんを食べに来たついでに初対面の男性にホイホイついていくわけにもいかず、丁重にお断りしてごはん屋さんを後にしました。


で、帰り道に思ったことですが。なんか、心なしか気が晴れているような気がする。もう、今日は誰かに失礼な態度をとるようなことはないだろう。というか、むしろすごいサービスしてしまいそう。やっぱり、誰かに誘われてイヤな気はしません。しかも、誘う方は、相手をどうにかしようと一生懸命なわけだから。こういうことって普通にホストクラブでホストさんが女性にしていることのような気がします。ってことは、二―トさんにタダ働きさせてしまったってこと? 世の中には消耗しきった女性を癒してくれるような良心的な二―トもいるんです。無料で社会貢献している二―トもいるんです。二―トがみんな引きこもりなわけではないんですね。二―トもプールいったりするんです。しかも、けっこうかっこいい方だったような気がします。勉強になりました。ありがとうございました。