打首 × サイサイ@京都MUSE | 録音屋さんのレコーディング実験ブログ

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レコーディングコラボという出張レコーディングをしているエンジニア/アレンジャーです。5弦ベーシスト、Cubaseで作曲・編曲。
このブログではレコーディング風景や音楽活動を通じて感じたことをコラム的に書いていこうと思います★

この対バンは本当にセコい 笑




大人気の2バンドによるライブはもちろんソールドアウト。
12月の寒さなんて吹っ飛ばす燃えるようなライブは最高以外の何者でもありませんでした。

1.SILENT SIRENライブ
読者モデルとの二刀流。しかしそんなこと忘れたぐらい、バンドサウンドは強いロックを感じるサイサイのライブ。

オープニングナンバーはフジヤマディスコ。当方はこの曲を機にサイサイを聴くようになったが、あいにゃんさんのバッチバチのスラップと踊れるロックディスコでテンションバク上がりします。

全く勢いを止めようとはせず、ACL. Monsterではめっちゃ首振りました。
この曲、冒頭SEも中毒性のあるメロディも、全ての要素がモンスター級にカッコよくて、シビれましたねー!

何よりも感激したのがチームワーク。

ゆかるんさんはまさにバンドのマスコット。
ピンマイクスタイルで、場所によってはキーボードを離れてもいいアレンジにもなっており、声出して、踊って、のぼりを振って、楽しいライブを会場を先導して会場を盛り上げる。
しかもキーボードのフレーズやサウンドももめっちゃカッコいい。

あいにゃんさんのベース、スラップの切れ味も特徴的ですが、動きまわっても全く乱れない分厚いグルーヴ。ツインリードのような低音パートのカッコよさがたまらなかったです。

すぅさんはなんと言ってもその歌声。一度聴けばすぐ分かる女子力満点の歌は、ライブ映えしますよねー。リードギターでもバッチリ目立って、カッコよかったです。

バンドを支えるひなんちゅさんのドラム。出音やフレーズのキレを聴く限り、完全にロックドラマーと言う感じ。
フロント3人が自由に動きまわっても、しっかりとバンドをまとめ上げ、素晴らしかったです。

そしてステージサイドにマニピュレーターとして立っていたクボナオキさん。
全楽曲を作曲から編曲、レコーディングに、本番のライブまで影のプレーヤーでありながら、プロデューサーでもあるクボナオキさんに凄く憧れています。
来年からは自分もこんな立ち位置になろうと、活動を模索しています。

ゆったりした曲も聴きたかったけど、対バンが打首とあってオール攻め曲のセットリスト。燃えました!





2.打首獄門同好会ライブ
これほど頭を使わず楽しめるライブはほかにないんじゃないか?
多分彼らのことを知らなくても、ライブに行けば楽しめるバンドは打首獄門同好会だけです。

関ジャムなどで紹介がある通り、還暦女性ベーシスト、VJを使い、視覚的に分かりやすく、ラウドかつバカバカしい歌詞のライブ。

全ての楽曲でお客さんがちゃんと入ってこれるように工夫された楽曲たち。そしてラウドなギター、ベースが大きめのサウンドにも関わらず視覚的に言葉が分かるライブは唯一無二。

うまい棒をペンライトに変えてしまうパフォーマンスも魅力的だし、岩下の新生姜のくって入るところなんかもめっちゃ好きです。




メッセージ性としてはくだらないのに、妙に刺さるラウドなサウンドと、視覚的にくそ楽しいライブはアドレナリン出まくりでした。

5弦の女性ベーシストで一番好きなのはJunkoさんしかいません。

首を振るようなヘビーなサウンドのライブってまだそんなに経験ないけど、打首のライブはそんなライブに慣れていない人でも楽しめる最高の空間でした。

以上となりますが、いかがでしょうか?

京都で天下一品 対 ラーメン二郎という対決だったようですが、どちらも勢いに手を緩めない過激なライブでした 笑

休む暇はほぼなかったですが、終始うおーと声を出すライブで燃え尽きました。

思い出の場所で新しい思い出がまた一つ刻まれました。

それではまた^_^