ネットマーケティングと言っても、事業の業種・形態によって異なったものになるのは当たり前のことで、誰もが理解していることだと思います。

しかし、異なってるとはいえど、フレームワークを使って整理することは可能ではないでしょうか。

今回は、ネットマーケティングを活用するにあたり、ひとつのフレームワークを使って区分わけをし、それぞれの区分でどのような戦略が良いのかを考えます。


では、先ずフレームワークについてですが、商品の「関与度」の高低と商品を売る「チャネル(現場)」が自社か併売のマトリクスを利用します。


・関与度 高 × 自社チャネル
・関与度 高 × 併売チャネル
・関与度 低 × 自社チャネル
・関与度 低 × 併売チャネル


関与度が高いとは、商品を選ぶ際にこだわりが高くウェイトを占めるもの。例えば、自動車や化粧品やAV機器など。
逆に関与度が低い商品は、日用品や飲料・食品などでしょう。

自社チャネルは、自社で運営している売りの現場のこと。自動車メーカーや外食チェーン、通販会社もこちらにあたります。
併売チャネルは、コンビニ、スーパー、家電量販店などなど。


それでは、『関与度 高 × 自社チャネル』から考えていきましょう。
商品選定時にこだわりが高く働き、自社独自で運営するショップなどのチャネルというと、中長期的な顧客との関係の深化が重要なテーマになってきます。つまり、顧客毎に情報の最適化を図ること(パーソナライズ)、ワントゥーワンマーケティングの戦略が良いと思われます。

次に、『関与度 高 × 併売チャネル』ですが、他社商品と一緒に並んでいる店頭でいかに自社商品を購入してもらえるかがポイントになってきますので、いかに顧客と直接繋がれるかになります。例えば、会員化してホームページで特典、優待などの施策を行い、直接繋がる手段としてネットを活用する戦略が良いと思われます。

『関与度 低 × 自社チャネル』は、比較的こだわりなく購入できるものを自社チャネルで販売しています。この区分に該当するファストフードなどの外食チェーンを例にとって考えましょう。
この区分の課題は、リピート客を増やすことでしょうから、顧客にリピートしてもらえるような施策が必要です。代表的なものは、割引クーポンやスタンプカード。これらをいかに手軽に活用できるようにするか、モバイル端末を活用した戦略がカギかもしれません。

最後は、『関与度 低 × 併売チャネル』です。この区分は付加価値を与えて購入を促進すること。
飲料・食品で考えると、最近多く見るのは、おまけが付いた缶コーヒーなどがありますが、あの施策をネットで代替できるようにするのは如何でしょうか。モバイル端末やデジタルサイネージの活用による店頭販売のデジタル化戦略が面白いと思います^^



このように整理して考えるとネットマーケティングをどう活用したらいいか、考えや戦略をまとめやすくなると思います。また、同じ業種だけでなく、違う業種でも区分が同じならネット活用の参考になると思いますので、調べてみる価値があるのではないでしょうか。


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