さて、今回は先日ブログでご紹介した『グランズウェル(グラウンドスウェル)』の著者の一人である、シャーリーン・リー氏の新刊(新刊と言っても既に5月に発売されていたのですが)『オープン・リーダーシップ』で提唱している原則を考えましょう。
オープン・リーダーシップ
この言葉自体は、まだまだ新しくソーシャルメディアの普及に伴い使われ始めたものです。
つまり、ソーシャルメディアの普及に伴い消費者と企業との関係性が変化しているのと同じく、リーダーと顧客、リーダーと社員(部下)の関係性にも変化が必要になっている現状で、リーダーはどうしたらいいのかを考えなくてはいけません。
その、ソーシャルメディア時代の関係性の中のリーダーシップを「オープン・リーダーシップ」と呼んでいるのですが、シャーリーン・リー氏は、そのリーダーシッップには、5つの原則があると提唱しています。
5つの原則とは何か?
①顧客や社員の持つパワーを尊重すること
→上から目線を捨て、顧客や部下の持つ影響力と発言力を受け止め、対等な関係であると気づくこと。
②絶えず情報を共有して信頼関係を築くこと
→常に情報(ビジネス情報、日常情報など含む)をソーシャルメディア上で共有すれば、信頼関係が形成されていく。結果、組織内で日常業務にも貢献が生まれる。
③好奇心を持ち謙虚になること
→相手からの情報を一方的な情報として見送るだけではなく、好奇心をもって反応してあげること。
④責任を持たせること
→対等で双方向の関係性では、責任も双方向になる。
⑤失敗を許すこと
→責任を持たせる上で、リーダーは寛容であるべし。失敗と反省が成長のチャンスでもある。
大企業はもちろんのこと、中小企業でも頭カチカチの組織には、なかなか納得し辛い原則なのかなと思ったりもしますし、④と⑤においては、「オープン・リーダーシップ」に関わらず、リーダーシップには、必要なことだと思います。
個人的経験から重要なことは、リーダーは、相手のソーシャルメディア上の発言や情報を覗くだけでなく、しっかりと反応してあげることが大事だと思います。監視されているのではないかと疑われてしまうと、共有の意味がまったくなくなってしまいますからね(むしろ悪影響です)。