思うに人が複数いれば組織になり、その数が増えれば増えるほどに情報がトップに伝わることがなくなる。
なくならないまでも、途中でバイアスがかかり、現場で本当に起こっている事実が変わって伝わることが多々ある。

これは悪意があってのことではなく、多くの情報を効率的に集約し、より理解しやすくしようという善意の気持ちあっての行動の結果ということもある。


特に問題がないときであれば、そのような状態でも現場で解決できるだろうからいいだろう。しかし、問題が発生し、危機的状況になった時にはどうなるだろうか?

現場で起こっている情報を集約している間に傷がどんどん広がり、下と上とでやり取りしている間に、ダムが決壊するかのごとく一気に潰れ取り返しのつかない状態になるのだ。



平時の際には、集約型の情報のやり取り。有事の際には、イレギュラーにも対応できるような180度意識を変えた情報のやり取りができるような組織を作るにはどうしたらいいだろう?


その答えは日々のコミュニケーションにあるのではないでしょうか。

私がよく言われていることは、通常のルートではなく、何らかの情報が入ってくるルートをたくさん作っておくこと。そのためには、日々いろいろな人と腹を割った話をしておくこと。

腹を割った話をするには、情報をもらうという意識ではなく、自分から情報を与えるようにすること。

自分が言ったことは必ず行動すること。口だけで行動が伴わなければ信頼されない。信頼できない人には情報を話したいとは思わない。


人は嫌なことほど隠したくなります。これは当たり前のことで、誰にだってあるわけです。でも、言わなきゃならないと思っているのも事実です。

そこで、どれだけ自分と相手の間に信頼があるかで相手の行動が変わってきます。

「隠さずに何でも言ってくれ」と言っていたので、正直に話すと一方的に怒られた!こんな事があると次からは何も言ってこなくなります。


怒らないことがいいことではなく、その問題に対して報告してきたことは認め、その問題の解決をする。そして、次からは起こらないように改善する。その中で、その報告者に改善する箇所があれば指導すればいいのです。




情報が平時、有事問わずに流れるためには、日々のコミュニケーションから信頼を得るということがとても大事なんですね。




iPhoneからの投稿