組織内で人材育成についての話をしていると、たいがいは、コミュニケーションの話が中心になるような気がしています。
もちろん、当社はコミュニケーションスキルが低い人は全くいませんよ!という素晴らしい話ではなく、コミュニケーションスキルが低いという話です。

このような会話は、小規模の企業には少ないかもしれませんが、ある程度の集団、組織となってくると必ずと言っていいほど問題視されてくるのかもしれません。

それだけ、コミュニケーションスキルがビジネスに大切な要素となっているからでしょう。



さて、コミュニケーションスキルと言っても幅が広く、結局何が問題なのかという核心に迫っていませんので、ここを明確にしていくことが、人材育成の第一歩だと思います(現状把握ですね^^)。


ある人は、コミュニケーションの低さをこう言っていました。


「普通に話ができないんだよね」


これはどういうことでしょうか(笑)
言語障害でも起こしているのか!?と疑いたくなるような表現です。
つまり、主体的・自発的な会話が出来ない。質問にも明確に答えることが出来ない。など最近よくある問題を上記のように表現しているだけのようです(笑)


じゃあ、あなたは出来ているんですか?と質問したくなるのを我慢して、対応方法を考えてみましょう。



コーチングの観点から3つのポイントがあります。



①準備(仕込み)

この1つ目のポイントは、「どのように質問に応えて欲しいかを、事前に伝えておく」と言うことです。

一般にコミュニケーションスキルが高いといわれている人は、「この人はこういう方法で伝えた方が嬉しいだろう」と相手に合わせた伝え方が出来ます。逆にコミュニケーションスキルが低いといわれている人は、上記のような考え方が希薄と思われるので、例えば「纏めなくてもいいから、思いついたことを話してほしい」など、こちらがどのような返答の仕方を求めているかを事前に伝えましょう。

そうすることで、相手のイメージによる負荷が減少するのです。



②質問をする(考えたり話すのが楽しくなるように)

つまり、オープンクエスチョンで対話を促してください。
オープンクエスチョンですから、例えば「仕事で大事なことは何があると思う?」という質問をする場合、さらに「いろいろな答えがあると思うから、何でもいいよ」など補足をしてください。

これも上司、先輩からの質問などには、期待通りの答えを出さないといけないという無言のプレッシャーを緩和する目的があります。



③質問させる

個人的には、この③は非常に有効だと思います。
受け身になりやすい人には、受け身になりにくい状態を作ってあげる。これが、「質問させる」という考え方です。

「徹底的に質問させてみましょう」!

凄く効果が出るかもしれませんよ^^


あなたが講師だった場合、「質問しない限り、講師は何も教えない」という風にするのも面白いかも知れませんね。




上記①~③を上手く併せて活用してみると、もしかしたら良い結果が生まれるかもしれませんよ^^