マイケル・サンデル(1953~)





NHKで日曜日に放映している『ハーバード白熱教室』という番組をご存知ですか。

今は、『スタンフォード白熱教室』を経て、『白熱教室 東京工業大学』になっているようですが、なかなか面白い趣向の番組でちょくちょく録画して観ています。
と言っても、IPAの知り合いの方から教えて頂き、観はじめたのは約2ヶ月前なので、『ハーバード白熱教室』自体は観ていません(笑)


その『ハーバード白熱教室』で知名度が上がったのが、冒頭のマイケル・サンデルです。

マイケル・サンデルは、『コミュニタリアニズム』という思想を80年代から掲げているのですが、この考え方が特に今の現代にピッタリだと思います。




マイケル・サンデルによると、正しさを判断する基準は3つあると言っています。

①「功利主義(最大多数の最大幸福)」。これは、できるだけ多くの人が、できるだけ多くの幸福を得られるのが正しいということのようですが、これでは利益を上げるためには、多少の不正は仕方がないという考えにも繋がってきます。


②「自由主義(リベラリズム)」。個人の自由や権利を保障することが正しいということ。極端なん見方をすれば、自分さえよければいいという考えにもなります。


③「共同体主義(コミュニタリアニズム)」。これが、マイケル・サンデルが掲げた考え方ですね。つまり、共同体の美徳(道徳観念)を守ることこそが正しいということなのです。もちろん個人の自由という保障があってこそですが。




このコミュニタリアニズムには、「私は生きている」ではなく、「私は生かされている」という考えがベースにあり、私以外の人々がいるから自分が存在しているというわけです。



このコミュニタリアニズムは、ビジネスにも非常に大切で、利益追求においてもこの考えがベースにあれば、不正を犯すような間違いを避けることにも繋がります。

当たり前の話だと思われますが、企業の品格に繋がる非常に大切な考えだと思いますので、忘れないようにしたいですね。