ジャン・ジャック・ルソー(1712~1778)
フランスの哲学者であるルソーは、『社会契約論』の中で「一般意志」という合意形成の概念について論じています。
『社会契約論』は、(王様の)絶対的な権力を否定して、人民たちが自分たちで契約に基ずく国づくり、つまり直接民主主義を主張する理論です。
そんな時代の中、考え方が違う人たちが集まって何かを決めるには、集まった多くの意見の中の最大公約数になりえる“落としどころ”を見出すことが、共通の利益となる。それが、この時代にできた『社会契約論』の中核概念である「一般意志」というわけです。
この概念は、時代は違えど今の世の中にも通じるものがあると思います。
ビジネスにおいては、会議などで合意が必要な場面がありますし、家庭でも子供への教育方針で両親が対立し、落としどころを探る場面もあるでしょう。
もちろん、鶴の一声という事も多いと思いますが(家庭の場合はこっちの方が多いかもです^^)、やはり理論的な結論は、多くの人の議論を経て導かれるものだと思います。
多くを求めずに最大公約数である一般意志を求めてみるのは、決して損はないと思いますよ o(^▽^)o
少し前に書いた『ヘーゲルの弁証法』と合わせて考えてみると更にいいですね。
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