G・W・F・ヘーゲル(1770~1831)



ヘーゲルは、ドイツの哲学者であり、近代哲学の完成者と呼ばれています。

そのヘーゲルの有名な理論が『弁証法』という、問題解決のための思考法です。


弁証法とは、問題・課題が生じた時に、それを克服してさらに一段上のレベルに到達するための方法です。

例えば、ガラパゴス化と言われている日本の技術ですが、問題は素晴らしい技術であるにも関わらず、日本でしか通用しないことです。

これを解決する手段として、日本の標準を世界標準にしてしまう方法があります。

実際、南米で地上デジタル放送システムに日本の方式が採用された例もあります。



このように、弁証法とは、問題解決するために矛盾点を切り捨てないで解決する、つまり、強みを生かすために発想を発展させることを考える思考法です。



この相入れない対立する問題を、切り捨てることなく、より良い解決策を見いだす運動をドイツ語で「テーゼ→アンチテーゼ→ジンテーゼ」と呼び、これらの運動全体を「アウフヘーベン」と呼ぶそうです。



問題が発生した場合、矛盾点を切り捨て、妥協することは簡単ですが、厳しい世の中を戦い抜くためには、矛盾を取り込み改善を重ねる問題解決法『弁証法』が大切ではないでしょうか。




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