ビジネスにおいては、経験が大切なのは言うまでもありません。

経験を否定する人は、先ずいないと言ってもいいと思います。



しかし、経験が必要と認識していたとしても、本などを読んで自分自身が成長した気になり、満足してしまうケースが多いのもまた、事実ではないでしょうか。


本で読むのと実際にやるのとでは大違いです。

本は著者の経験・研究に基づいたものが書かれていますが、そのケースが100%自分自身当てはまるかどうかといったら疑問です。

似たことはあったとしても、100%同じことなど無いのですから。




その昔、イギリス経験論を確立したジョン・ロックは、「すべては経験から生まれる」と主張しています。


哲学の世界でも、経験論についていろいろと議論されていたようです。
その最たるものが、経験か、それとも才能か!という経験論VS観念論(=才能)の議論ですが、ジョン・ロックは、「生まれながらにして観念を持っているとするなら、外部影響を受けていない子供が観念を知っている必要がある。しかし、そのようなことは無い」と言って観念論を否定しています。


つまり、観念は経験から形成されるという訳です。




なんて小難しくなりましたが、ビジネスの世界で人と打合せをする際には、メモ帳(もちろんペンも)を持っていきなさいと言われているのは、メモ帳に書くことにより、心に経験が書き込まれていくのと同じ意味を持っているのではないでしょうか。



このように昔から経験というのは、ビジネスのみならず、様々な場面において大切であり、自己成長するきっかけにもなるのです。


自ら経験を避けるのではなく、経験を積むようにしましょう。