パーセプションギャップ = 認識上のズレ
このパーセプションギャップが、現在の大学卒業生の就職難を招いている要因と言われています。
この数年、就職することが凄く難しくなり、約10年前の就職氷河期を超える状況にまでなってしまいました。
しかし、リクルートワークス研究所の調査によると、2011年3月卒の求人総数は、58万2000人。これに対して、大学卒業生の就職希望者は、45万6000人。
この結果だけでも、何か見えてくるような気になりませんか。
次に企業規模別の求人倍率をみると、従業員数5000人以上の大企業は0.47、1000人以上では0.63となっています。逆に300人未満の企業はというと4.41となります。
おわかりの通り、大企業では買い手市場ですが、中小企業では売り手市場なのです。
つまり、全体では卒業生よりも募集人数のほうが多いのにもかかわらず、就職難になっているのは、いかに皆が限られた大企業だけを志望しているかがわかります。
さらに、大学卒業生の数が増加していることも注目しなければいけない。
この数年で就職率は下がっているものの、就職者の数には大きな変化がありません。
つまり、大学卒業生の就職希望者が増加しているため、就職者数に変化がないにも関わらず、就職できない人が多く出て来てしまっている。結果、就職率の低下という大学教育のマス化がもたらしたマイナス面につながっているのではないでしょうか。
大学生だけでなく、大学生を持つ親もこの状況を正しく理解していないので、認識がズレたまま就職を考えてしまい、大企業中心・ホワイトカラー中心の職業選択をしてしまうのだと思います。
大企業を目指すこと自体は悪いことではありませんが、認識がズレていることに気づかず、不況のせいだけにはしないようにしましょう。
もちろん企業もその状況を理解した活動をしなければと誓っております

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