オーナー企業によくある話。
オーナーである代表取締役のワンマン企業が経営不振で傾きかけた時、それをなんとかしようとオーナーが新規事業を立ち上げ、その新規事業ができる社員をどんどん採用する。増員しているんだから、オフィスが手狭になり、新しいオフィスを構えたりする。
結果、借り入れが増え、既存事業の売上・利益では、カバーできなくなってしまい破綻するというケース。
このような企業の経営幹部は、上記のような結果を招いたのは全てオーナーである社長のせいだ!!と思っている。自分のせいだとはつゆとも思っていないのです。
では、このような企業を再建するためにはどうすればいいのでしょうか。
決まった答えはありませんが、ある事例をご紹介しますので、何かの参考になればと思います。
1.オーナーを除いた経営幹部だけを集めて徹底的に議論する。
ある会社では、最初はオーナーへの不平不満が大噴出していた(オーナーを外すのは、腹を割った議論をするため)。愚痴だけで終わらせてはいけないので、「なぜ、オーナーはそんな行動をとってきたのか。その真意は何か。」とコンサルタントが問いかける。
しかし、幹部は、オーナーの真意をビジョンをまったく理解していなかったから何も答えられない。
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2.自分たちの非に気づく。
オーナー批判の愚痴大会の本当の狙いは、徹底的に議論したうえで自分たちの非に気づいてもらう事です。
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3.自分たちの存在意義を話し合う。
企業は社会の公器である以上、顧客にとっての価値は何かを自問自答し、自社が顧客に何を提供できるのかを皆で再確認する。
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4.そして、そのうえでどういう企業でありたいのかを明文化する。
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5.事業の選択と集中
(再建の主体性を生むために)何を継続し、何をやめ、何を新たに始めるべきかを自分たちで決める。
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6.議論した内容をオーナーに対して直接説明する。
このステップを踏めば、すべてが上手くいくというものではありませんが、少なくとも成功事例のひとつではあります。
なによりも、オーナーの暴走(笑)による破綻を止められるのは、オーナーシップを持った幹部であることは間違いありません。