あらゆる基準を設定する上でまず最初に決めなければならないことは、『価値の考え方』、つまり価値の定義です。


では、『価値の考え方』ですが、価値は大きく3つの時間軸で考えることができます。


① 過去にいくらかけたのか

② 現在、世の中の相場はいくらなのか

③ 将来いくら稼げるのか


物で例えると、昔100万円で買った物が、今は劣化したり機能が古くなっていたりすると、50万円の価値しかないことなどが、過去と現在の価値の違いになります。


とすると、人はどうでしょうか。

よく人事考課で社員を評価する機会があると思いますが、評価者の価値基準は揃っているでしょうか。


特に当社のようなIT企業は、技術者が多く、様々な技術を駆使して頑張って頂いていますが、残念なことに過去は凄く重宝がられた技術が、今では市場にニーズが全くなくなってしまっている厳しい現実があります。


そんな部下を持った上司は、その部下をどう評価するのでしょうか。
昔の貢献があるので、A評価?
今は貢献できていないので、C評価?
それとも、間をとってB評価?


正直、悩むと思います。


そうならない為にも会社として『価値の考え方』を定め、共有しておかなくてはいけません。


そして、部下に「会社の価値の考え方はこうだから、今後はこの方向に行って欲しい」と伝え、常に企業の方向性とズレないようにして行きましょう。




もちろんですが、評価制度は育成とセットで考えて行かないと失敗します。
非常な切り捨ては、周りのモチベーション低下につながるだけですから。




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