イノベーションには、既存技術にとって変わる新技術の出現があります。
新技術の中には、ハーバード大学のクリステンセン教授が提唱した『破壊的技術』という概念があります。
破壊的技術の特徴としては、小型・シンプル・安価な事があげられますが、この技術にはつきものの問題と言いますか、ジレンマが存在します。
そのジレンマとは、破壊的技術が出てきたときは、まだ既存技術に性能面で劣るために主要顧客が見向きもしない事です(オーバーかもしれませんが)。
しかし、その新技術は新しい小さな市場で発展し、あるとき突然主要市場にも登場して既存技術をメインとして使っている優良企業を食ってしまう事があるのです。
なぜこんな事が起こるのかというと、主要顧客が新技術に対して懐疑的であればあるほど、優良企業は主要顧客の声を聞き、ニーズが無い新技術への移行を躊躇するからです。
典型的な例は、HDD業界でしょうか。
どんな事由も、事前に結果はわかるものではないので、この破壊的技術のイノベーションだった事も後になってわかるものです。
大切なのは、「新市場向けだからといって、儲かりそうもないからといって、新技術のネタをおろそかにしないこと」ではないでしょうか。
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