目黒雅叙園で行われたスキル標準ユーザーズカンファレンス2011に参加してきました。

約15のITSSやUISSに関する講演が行われたのですが、その中で特別記念講演として、明治大学大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授 野田稔氏の話の中の一言にスゴく感銘を受けたのでご紹介します。



「企業とは何か?」



企業の定義については、さまざまな有識者が提唱している定義がありますが、野田教授が一番好きな定義が、ピーター・F・ドラッカーの以下の言葉です。



「企業の目的は、それぞれの企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。企業の目的の定義はひとつしかない。それは、顧客を創造することである。」



この言葉自体は、皆さんも知っていると思います。

自分が感銘を受けたのは、その後の野田教授の言葉でした。



「企業の目的の定義は、顧客を創造することであって、顧客を獲得することではないのです。」




これは、衝撃でした。

あっ、そうだよ。

顧客に対する新しい価値・サービスを提供する時には、まだそこに顧客というものは存在しないんだ。
そこに存在するのは、人々であって、その人々が新しく提供した価値・サービスに共感してくれて初めて顧客に変わるんだ。

当たり前のことですが、その当たり前のことを気づかせて頂きました。






日本企業のドミナントデザインは第三世代にさしかかろうとしています。

そのような時代に必要な企業とは、顧客を創造していく社会的責任感が強い会社なのかもしれません。