インターナルマーケティングという言葉自体は、あまりなじみが無くても、「組織が目標を中長期的に達成することを目的として実施する組織内の恊働のためのプロセスまたはコミュニケーション」といえば、なんとなく理解できるのではないでしょうか。


当たり前のことですが、自社のサービスを顧客に売るには、まずそのサービス自体の意義や価値などを従業員自身が理解する必要があります。


自分自身が良くないと思っているものを顧客に売れるでしょうか?
正直、無理でしょう。


つまり、マーケティング担当者だけでなく、社員全員がマーケティングの意識を高めるように働きかけることをインターナルマーケティングといいます。



インターナルマーケティングの仕組みを導入している例としては、売上の約9割を海外で上げている『サムスン電子』。

サムスン電子が、市場の特性に合わせて即座に適用できる商品開発力があるのも、「品質は市場が決める」との原則が社内に浸透し、社員全員がマーケッターとしての視点を持っているからなのです。



また、自由な発想を大切にして仕事をおもしろがり、製品やサービスで利用者との高い親和性の実現を追求しているGoogleもインターナルマーケティングの仕組みを導入しています。

Googleは、前項の実現のため、フラット(上下関係のなさ)、リスペクト(相互尊重)、フェア(公平)という価値観が徹底されているのです。




価値観の共有は、どんな企業でも実現しようとしていると思いますが、ほとんど出来ていないと思います。

声高に価値観を伝えても残念ながら右から左の耳へ抜けていく。

一朝一夕で出来るものではありませんが、例えば「自由な意見をかわすような会社にしたい」と思うのならば、オフィスの間仕切りを無くす、フリーアドレスにするなどの環境作りをして視覚に訴えるのも大切なのではないでしょうか。