市場シェアを巡る争いが起る要因は、既存の競合他社だけではありません。


 ・買い手
 ・供給業者
 ・新規参入の機会を窺う企業
 ・代替製品           etc



立場によって差があるとはいえ、すべてが競争に参加しています。

一番明確になっている競合他社だけを見て、企業戦略を考えるのではなく、様々な視点(切り口)から競争要因を見極めて戦略立案していく必要があるのです。

特に中小企業の経営層などの会議では、他社動向についての話は良く議論されていると思いますし、現場担当者へレポート化するように指示したりしているのではないでしょうか。

しかし、供給業者への対応は、コスト削減のときにやっと意識化するぐらいで、常時戦略検討する場合の要因として扱われているとは思えません。



また、買い手については、「お客は神様」(少し古いですが^^)という扱いをしていませんか。
「神様」は言い過ぎかもしれませんが、それ相応の扱いはしていると思います。

間違っているとは言いませんが、競争要因から100%除外することは出来ないということだけは、認識する必要があります。






【レポート】 『競争戦略論Ⅰ』マイケル・E・ポーター