先日、サッカーJリーグの川崎フロンターレ監督「関塚隆」氏のマネジメント術に関する記事を読む機会がありました。
川崎フロンターレといえば、昨シーズン鹿島アントラーズとの首位争いが記憶に新しいですね。
残念ながら、優勝には届きませんでしたが、サッカーを観ている人からは、首位争いをするポジションが当たり前に認知されてきているチームのひとつにはなったのではないでしょうか。


さて、その川崎フロンターレを首位争いの出来るチームに育てたのが、監督の関塚隆氏であり、その関塚監督の素晴らしいところは、『選手の隠れた才能を見抜く』力である。


その力をチームにどう活かしているかというと、若手選手をポジションを替えることによって戦力に育て上げる『配置転換(コンバート)』である。


日本代表に無くてはならない存在に成長した中村憲剛選手もそのひとりである。
「中村は、考えながらプレーするタイプだったので、攻撃的なトップ下のMFからチームの心臓となるボランチ(守備的MF)にしました。」(関塚談)




これは、企業での人事異動にも通じる部分があるのではないでしょうか。


あなたの企業の人事異動は、戦略的に行われていますか?

以前、TVのある番組でDeNAの南場智子社長が人事異動をする際は、「上手く行っている部署のリーダーをあえて引き抜く」とのことをおっしゃっておられたのを思い出しました。
あえて、上手く行っている部署のリーダーを引き抜くことによって、組織の活性化(引き抜かれた部署は、部下が育つ)を図っているのだ。



最後に、コンバートには2種類ある。


①他のポジションにした方が絶対に生きる場合
②壁にぶつかっている場合、違うポジションをやらせることによって化学反応を起こさせる場合



②とは、ひとつのポジションだけでなく、違うポジションをやることによって、別の力を身につけさせることである。例えば、管理担当者を営業部署に配属することによって、顧客意識を植え付けさせるなどの効果がある。



企業もサッカーもフィールドは違えど、マネジメントの考え方は同じですね。