漕ぎながら段差をこえていく技、いわゆるステア。
フロントアップさえ出来れば誰でも挑戦できるけど、高くなると難しい。
とくに70cmを越えたあたりで、壁がくると思います。
それはなぜかというと。
低い段差だと段の上に前輪乗せてから跳んでたのが、
段差が高くなると乗せた時点で後輪と段差が近づき跳ぶのが間に合わなくなるから。
じゃあその先のステアは何か特別なことをしないと上がれないのか?
今日はそのへんの解説。
タイトルになってるからわかってると思いますが、上の面じゃなく角に置きます。
そうするとリアタイヤと壁の間に余裕が出来て、今までのタイミングで上がれます。

上の図の黒い自転車が上の面に、赤いほうが角に前輪乗せてます。
青い線を見てもらえば一目瞭然、
前輪の置き場所はほぼ同じなのに後輪の位置がかなり下がる。
段差に対して後ろで伸び上がれるので、
今までのステアとほぼ同じタイミングで上がれます。
で、ひとつ疑問が生まれてません?
そんなとこに前輪置きに行って刺さらないのかと。
ステアの練習した方ならわかると思いますが、
上に乗せにいこうとした前輪が乗らずに壁に当たると刺さって顏着ですよね。
それを経験してると恐ろしくて角になんか置きにいけないと思います。
でも大丈夫。
自転車のタイヤは丸いから、角は角にして角にあらずなんです。

上の図の黒い丸が上の面と横の壁に置いてる自転車の前輪だと思ってください。
接地してる場所はほぼ同じなのに、上は平らな面でしたがま直の壁になってます。
この図では上の黒い丸がステア成功し、したの黒い丸は刺さって撃沈ですね。
ではそれの中間にある青い丸はどうでしょう。
角の上にありますが、実質は45度ぐらいの斜面あるのと同じ状態です。
斜面に乗ってる丸い物体は横から押せば上がりますし、上から押せば落ちますね。
ステアの動きは横移動で前に進むので失速しないのと、
必要以上にハンドルに荷重(上から前輪を押す)しない限りは転がって上がります。
あと赤い点線が前輪のハブ軸のラインですが、
角への置き方の違いによってタイヤの当たり面が変わります。
なので直角の角であっても、
タイヤのアールと同じ丸い角があるのと同じなんです。
ただし。
その丸い角を使える範囲は非常に狭く、
上下幅でタイヤの半径以内で置きにいく精度が必要です。
そして前後の足合わせの精度も、タイヤの半径以内で合わせないとイケません。
結局はこの精度が上がらないと高い段差は越えられませんが、練習あるのみです。
ちなみに「タイヤの半径」の精度と書いてるとおり、
大きい輪っかの26インチの方が使える範囲は広いです。
しかも。

同じように角に置きに行っても、自転車も立たないし後輪も後ろです。
20インチよりも26インチがステアに有利と言われてるのは、ホントみたいですね。
図だけで説明は終わってますが、動画でも繰り返し。
http://youtu.be/jUIKVx1tiTI
説明は以上ですが、肝心なことがひとつあります。
それはビビっててもいいので、逃げないとこです。
怖くなるとどうしても後ろに引き気味でステアしてしまいます。
そうするとマクレ状態で伸び上がるので、体が遅れて絶対に上がれません。
どうせ失敗するなら、前のめり過ぎての刺さる方が男らしくていいと思います。
そんなに言ってる私ですが、今でもステアは怖いとです。
あとステアに欠かせない要素が漕ぎです。
公園とか漕ぎやすい加速しやすいとこばかりで練習せずに、
登り坂とかガレてる地面で安定してグリップさせて加速できる漕ぎを身につけましょう。
短い助走でトップスピードに乗せつつ、ステアの足を合わせるのはホントにクソムズいです。
正直できる気はしないのですが、ぼちぼち頑張ります。