うつ病が治せなかったら双極性障害にするのか? | アダルトチルドレンの夜職とチャットレディ体験記。

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チャットレディの記事多めです。

人に何かを教えるというよりは、奮闘記録に近いものとなっています。


同じように悩める方の気晴らしになればと思っています。

双極性障害の診断を受けてから1年が経ちます。



その診断が下るまでに13年もかかってしまった。



前にかかっていた精神科医には、私の13年返してくれって思います。



10年以上進展しない治療に悪化する怒りの暴走、錯乱、発狂。



「私はこれでもうつ病なんですか?」



尋ねた私に心療内科医の一言



「一応、そう。」



こんないい加減な責任感や誠実さの欠片もない精神科医のところに10年以上通ってしまった私が愚かなのか?



病状が悪化していく中、子育てにも悪影響が出始め、子ども家庭支援センターでの子育て相談をキッカケに、相談員の女性の




「それは、病院変えた方がいいんじゃない?」



の一言で目が覚めた。




私は一体何なんだ。



一番疑っていたのは境界性パーソナリティ障害だった。(後にこの病は否定される。)




転院先の病院も自分で決められる状態ではなく、子ども家庭支援センターの職員の同席の元、保健師にメンタルクリニックを紹介してもらい転院することにした。



しかしその転院には紹介状が必要で、私を10年以上惰性で治療してきた精神科医の紹介状を持参することとなった。



その紹介状に書いてある内容を転院先のドクターから聞いたところ、




なんと



精神科医が紹介状に書いた病名はうつ病ではなく




双極性障害1型だった。




私にはうつ病と言って10年以上にも渡り抗うつ薬を処方していたではないか。(抗うつ薬は双極性障害を悪化させることがあると後に知る。)



精神科医は、私が転院するとなって他の医師に紹介状を書く手前、間違った診断は出来ないと考えたのだろうか。



私の診断について初めて慌てて考え直したといった風だった。




ウソつき。キッタネエの。


直前で病名変えやがった。



自分の医者としての沽券と立場が守れればそれでいいのか?



患者に適当な診断をつけたまま、病名の悪化を見て見ぬふりをし、誤った投薬をしていた精神科医が憎い。



その精神科医は親身な風な診察であったが無能な医者だったのだ。



私も20代だったし、人を見る目と切り換える勇気が足らなかった。




しかし転院したらめでたしめでたしではなかった。




双極性障害1型という病だけを告げられ、同時に幼少期PTSDで専門的な治療が必要だというのだ。



意味不明過ぎて、じゃあ、今までのは何だったの??


今までの私は、じゃあ、どこまでがうつ病でどこから双極性障害になっていたの?



それとも最初から…?



転院先のドクターからは、10年以上うつ病が続くと双極性障害に移行していたという事例が少なからずあるためあなたもそうかも知れないというような説明を受けた。




医者の言っていることは本当で、本当にそうなのかもしれない。




だけど私には




患者を治せなかったことを正当化する上手い言い訳にしか聞こえなかった。




さらに知り合いの40代女性も双極性障害で治療を受けていると聞き、うつ病の次は双極性障害にしちゃえというのが近年の流行りなのか?とさえ感じた。




双極性障害1型はそれまでは考えられないような激しい言動を伴うのだからよく見ていればうつ病とは違うとわかるのに。




要するによく診ていないのだ。




最初から双極性障害と言えばいいじゃないか。



或いは症状が激化してきた時点で、病名を考え直すことは出来たはずだ。



どうも変だ、治らないどころか悪化していると常々感じていた疑問を医師に問う場面は何度もあったのだから。



その度に、私の訴えをやり過ごし、抗うつ薬を投薬し続けてきた精神科医。



10年経たなきゃわからないなんてそんなバカな話が患者の立場からしたらまかり通るはずがない。



医師は専門的意見といった形でどうしても押し通してくるが。



私の本音は、医師を訴えたいと思うほど怒りを感じる。それほど、莫大な治療と通院に時間とお金もかかったのだ。



後に、助成が受けられることを保健師を通して知るが、前の精神科医は治療が長期に渡っていることを知りながら何も教えてくれなかった。




不親切、不誠実。それが以前通っていた心療内科だったのだ。



わからなかった自分も情けないけれど、患者はそもそも疾患の影響で決断や冷静な思考が出来なくなっていますからね。



私は悪くないです。




ただ今は、病状が少しでも軽く、波を緩やかにする必要があるんですよね。



そのことに集中したいから今までのことはあまり深く追及するのはやめようと思っていたけど、自分はもう手遅れなんじゃないかと思うほど、病院を変えても病状が治まらずほとほと困り果てています。



そんな時、空白の十数年がとても悔やまれる。



しかし私は、出産子育てをしていなかったら第三者の意見を聴ける機会もなく今も同じ病院で抗うつ薬を増やし続けていたかもしれない。



巡り合わせと息子に助けられたと思う。



吐くだけ吐いたら、また前を向こう。