夜の女性のブログで、自慢とかじゃなくお客様からの可愛いお菓子のプレゼントの画像を見かけた。営業ブログでなく。
レトロチックな包装に可愛いリボンのかかった小さなお菓子。可愛い。
キツい仕事だからこそ、女性も嬉しかったのだと思いました。
そして、その画像を見た時に、ある記憶が蘇ってきて。
白い天使の絵が描かれた薄い水色の缶に入った、青い花びらの紅茶。
私が夜の店で働いてた時にあるお客様から頂いたものでした。
あの時の小さな感激、無邪気なよろこび、ホッとする感覚。
アールグレイの爽やかな香りまで立ってくるような感じさえした。
私が今思い出すのは、そういった、男性からもらった様々な香りや
木の実やベリー、無花果などの果物の味と
花の香り。
そういったものがとても好きだったことを思い出した。
私らしくなれるもの。
夜の女としてじゃなく、もっと未分化な、感覚的な私の中の女の子が喜ぶもの。
これから先も、そういったものを自分で自分に与え、満たして行く必要がある。
どんなものが好きだったか、思い出す。
出産・子育てをする中で、物理的にも心理的にも捨てたものが沢山ある。
自分の好きな色や音楽や洋服、その他いろいろ。
自分の世界まで捨ててしまいそうになる。
もうそんなことしてる場合じゃないから、と。
だけど無意識に捨てずに取っておいたものはちゃんと残ってる。こうした感覚の記憶もそうだし、
お気に入りの本や水彩ペンや絵はがき、画集、学生時代の国語便覧とか(笑)。
小学校時代の漫画とかもあまり持ってないけど大好きです。
自分の好きなものを大切に。
一方、
「あなたのイメージで買った」と日常のプレゼントでブランド物のハンカチをくれたお客が嫌いだったなー。
ベージュとベビーピンクだったのもなんか違った。
ザ・誰が見てもわかる私の社会的な、演じてる部分!!なのにね。
それって結局、その人が見たいように見ただけの私なんだよ。
そういう男性客多いです。
それで好きって言われても・・・ですよね。お水風俗あるある。
だから女の子の本質理解するのって出来る人は出来るけど簡単じゃないです。
一発で当てたあの時のお客様…。偶然だと思うけどすごい。後に店外で大人の男女として遊んだ。
夏が来ると思い出します。