なんでかわからないんだけど、
ネットでアクセサリー見てたら無性に悲しくなった。
近所のお店で、ひとりでマタニティー用品探してウロウロしてた時も同じ悲しさが襲ってきた。
アクセサリー見て悲しくなったのは、たぶん
「いいなぁ」
「でも私には似合わないだろうなぁ」
って指くわえてるのが虚しかったのかも知れない。
ファー付きのイヤリング、
冬っぽくていいなぁ、可愛いなぁ、欲しいなぁ
って思ってすぐ、
「モデルさんだから似合うんだ」
「必要ないよ!」
って自分の厳しい声が聞こえた。
私の頭の中で、そのイヤリングつけて笑ってる自分が滑稽に見えちゃって、
それが悲しかった。
きっと数千円で手に入るのに、その数千円の女らしさや遊び心すら自分に禁止してることが悲しかった。
こうやってたまに、自分を卑下していじけモードになってしまう。
ふと、
夫が私の望み通りエタニティのエンゲージリングをくれたことを思い出す。
欲しいと言った馬蹄のネックレスも、
雪の結晶のネックレスも
。
なんだ沢山もらってるじゃん。
プリンセスじゃん。
どうしてもメイドに戻ろうとするのは、私自身なんだよ。
フワフワ揺れるファー付きイヤリング、やっぱり買おうかな。