モラ男の小物感は半端ない。
口のうまさや過剰なしゃべりで誤魔化しているが、話をよく聞いていると些細なことをアピールし、認めてもらおうと必死。
黙って何かを引き受けるとか、耐えることが出来ないかのように見えた。
例えば、
町内会の何かのリーダーをやっているとかいう話を自慢気にする。
話の規模がちっさいんだよ!
会社の役職は自慢出来ないのかよ。
どこをほめればいいわけ?って感じ。
こりゃーお水系の女性しか相手にならないはずだわ。
妻が冷たい目で見るのも納得。
またある時には、
ネコが喧嘩をして昼寝を起こされたけど『寛容の心』で許した。
とか話してきた。
動物相手に寛容の心って。
なんか違う。
ネコの喧嘩ごときに
わざわざ恩に着せることじゃないのに。
じゃー許せなかったらネコ相手にどうしてたんだよ?
モラ男は黙って善い行いが出来ないのだと思う。
何かしたらアピールしなきゃ損!
みたいな恩着せがましさがある。
しかも善行と呼べるようなことじゃないのに。
『俺はいつも我慢している』
『俺を誉めろ』
モラ男は周りにそれを認めてもらうことを常に要求している。
だけど実際には実績がない。
だからその無力さを感じないようにするため、ターゲットをこき下ろすのだ。
成熟した大人のふりは、
モラ男の幼児性を隠すための仮面に過ぎない。
幼児が折り紙でメダルを作ったのなら
「すごいねー!よく出来たね」
と誉めもするが、
大人が同じことをやって誰がすごいと言えようか?
モラ男のやっていることはそれと同じなのだ。
滑稽
滑稽
滑稽
矛盾したまま、ターゲットを渡り歩き、
いつまでも不満の世界にいればいいと思う。