男への復讐~キャバデビュー~(感情的な表現が含まれます) | アダルトチルドレンの夜職とチャットレディ体験記。

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アダルトチルドレンの生き様を現在進行形で書いたブログです。

チャットレディの記事多めです。

人に何かを教えるというよりは、奮闘記録に近いものとなっています。


同じように悩める方の気晴らしになればと思っています。

私の外見は、いかにもなギャル系とは真逆の、地味系です。



学生時代は学級委員とかやっちゃう真面目なイイコちゃん(+_+)

で、

社会人時代の職業は看護師でした。


ところが看護師時代にうつ病を発症し退職してから心のバランスを崩しました。

今まで積み上げてきたイイコちゃんのオモテの顔が心底馬鹿らしくなったのです



何が白衣の天使だよ


あそこは修羅の地獄だよ。
鬼にならなきゃ食い殺される。

でも
私は鬼になれなかった。
もちろん天使にも。


『じゃ、悪い子になってみる?』


―なるしかないじゃない。

もう
それしか残ってないじゃない…

くそ、くそ、くそ!

私の笑顔はタダだよ
私の優しさは当たり前だよ

皆タダで持って行ったよ。
皆欲しいんだ。
私の笑顔、優しさ、気遣い、心配り、女性らしさ。


欲しいならくれてやる。


ただし、今度は高額でね。

タダでなんかやるもんか、欲しい人には高額で売ってやるんだ!


不況なんて関係ない。
それを欲しい人は沢山いる。

人の欲望を逆手にとって復讐してやる!



そんな誓いを胸に、20代後半で夜の世界に飛び込みました。


当時、パートタイムの職場に変え看護師の仕事も平行していたのでお金が欲しかったわけではないけれど、ものすごい力に突き動かされそうせずにいられませんでした。

その原動力は怒りだったと思います。


小さい頃から近所のおじさんや親戚相手にお酌をさせられ話し相手になっていたこと


酒臭い酔ったおじさんに肩を抱かれても嫌と言えず笑っていたこと


酔ったおじさんや父が、下ネタを平気で話したり、酒の席に同席してる中学生の幼なじみの女の子の胸をふざけて触っていたこと


全部ショックで嫌だった。
なのに、嫌と言えず怒れずに受け入れてしまっていた。
自分が怒っているとも気付かないほど、それが私の異常な日常でした。


その影響か、皮肉にも私が選んだ夜の仕事は、別料金で上半身だけ裸になり男性に胸を触らせるセクシーキャバクラでした。


お酌も愛想笑いも話し相手もセクハラも、小さい頃当然のように要求されたこと。全て『大人のオンナの仕事』だったのです。


小さい子どもが、お酒の相手をさせられる。
さらには酔った勢いで性の対象になるなんて。



だから私はかなしいかな、すぐにその仕事に適応しました。
カラダもココロも他人のために殺すのは、もうずっと前からやってきたこと。


ただし今までと違ったのは、その行為と時間は、何万円にもなるということでした。


ザマァーみろ!
とってやったぜ。


取り返してやったぜ


汚れてやったぜ


あんたらの思い通りにはならない。


あんたらって、誰?


女らしさを要求する男社会と、自分だって汚いくせに娘には天使を要求する親のこと。


これで復讐出来たの?


―わからない。


男には復讐出来なかったけど、親には復讐出来た気がする。


あんたらの娘、汚れたよ。



こうして書いていると、私まだまだ怒っていますね(;´д`)


女に生まれて来なければと長年強く思っています。

けれど、傷ついた女性性を癒したい。

女性に生まれたことを受け取り、歓び、謳歌したい。

そんな思いも抱いています。

女の子に生まれてよかったと思える日がいつか来るといいな。