サッカーの欧州各リーグ(9~11日)で、
スペインはバルセロナがメッシの先制点などでレアル・マドリードとの
伝統の一戦「クラシコ」を制し、勝ち点80で首位に浮上した。
Rマドリードは勝ち点3差の2位に後退した。
 イタリアはトップを走っていたインテル・ミラノがフィオレンティナと
引き分けて首位陥落。アタランタを下したローマが勝ち点を68に伸ばし、
首位に立った。
 イングランドはチェルシーが勝ち点74で首位を走り、
1試合消化の多いマンチェスター・ユナイテッドが同1差の2位で追う。
ドイツはバイエルン・ミュンヘンが勝ち点60でトップを守り、
2位シャルケは2連敗で同58のまま。
 上位が混戦のフランスはマルセイユが勝ち点62でトップに躍り出た。
松井大輔の所属するグルノーブルは早々と来季の2部降格が決定。
オランダはトウェンテが首位。
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 6日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝、
バルセロナ対アーセナルの第2戦は、メッシの4ゴール
によりバルセロナが4-1で快勝。第1戦との合計スコアを6-3とし、
準決勝進出を決めた。

 両チームとも多くの主力が欠場したこの試合、
ホームのバルセロナは立ち上がりから優位に試合を進めたものの、
先にチャンスをつかんだのはアーセナルの方だった。
18分、中盤でのボール奪取から素早いカウンターを
仕掛けたアーセナルは、ゴール前に抜け出したウォルコットの
パスを受けたベントナーが押し込み、試合の均衡を破った。

 バルセロナはこの失点でいきなりピンチに立たされたが、
奇跡的な活躍がもはや特別なニュースではなくなったメッシが
ここでも別次元のプレーを見せる。21分、ゴール正面で
こぼれ球を拾ったメッシが、ペナルティーエリア外から
強烈な左足のシュート。これが決まり、バルセロナは瞬く間に同点に追い付いた。

 このゴールで落ち着きを取り戻したバルセロナは、
シャビを中心とした的確なパス回しで試合の主導権を完全に握ると、
エースが再び決定力を見せつける。37分、
自ら攻撃の起点となったメッシがペドロのアシストから今度は右足で決め、
バルセロナが逆転に成功する。さらに42分、
ケイタがヘディングでつないだボールを受けて抜け出したメッシは、
GKアルムニアとの1対1をループシュートで制し、ハットトリックを達成。
バルセロナがリードを2点に広げて前半を終了した。

 迎えた後半は、必死の反撃を試みるアーセナルに対し、
バルセロナが冷静にカウンターを繰り出す展開となるが、
スコアが動くことがないまま時間が進んでいく。
だが終了直前の88分、バルセロナはメッシがこの日
4点目となるダメ押しゴールを決め、見事に試合を締めくくった。
サッカーの欧州各リーグ(3、4日)で、イングランドはチェルシーが
FWドログバのゴールなどでマンチェスター・ユナイテッドを2-1で下し、
勝ち点74で首位に浮上した。マンチェスターUは同72。
さらに1差でアーセナルが3位で追う。
 ドイツも上位が直接対決。シャルケを2-1で倒したバイエルン・ミュンヘンが
勝ち点59で首位に立った。シャルケは同58のままで2位に後退。
スペインは首位を争うレアル・マドリードがラシンに2-0、
バルセロナがビルバオに4-1で勝ち、ともに勝ち点77。
10日の伝統の一戦「クラシコ」で直接対決する。
 イタリアは首位のインテル・ミラノと、勝ち点差1で追うローマがともに勝った。
混戦のフランスはリヨン、モンペリエ、オセールが勝ち点57で並んだ。
オランダはトウェンテがトップを快走。
国際サッカー連盟(FIFA)は31日、最新の世界ランキングを発表し、
日本は前回から一つ上がって45位になった。
ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の1次リーグE組で
日本と対戦するオランダは3位、カメルーンは20位で変わらず、
デンマークは一つ下げて34位となった。
 1位スペイン、2位ブラジルに変動はなく、
ポルトガルが6位から4位に浮上し、イタリアは5位に後退した。
アジア勢のトップはオーストラリアで四つ上げて19位、韓国は49位だった。
バルセロナのマリ代表MFセイドゥ・ケイタが29日の記者会見の席で
コメントした発言が、スペインで論議を引き起こしている。
「28日の“マドリーダービー”
(レアル・マドリーが3-2でアトレティコ・マドリーに勝利)を見たか?」
という記者からの質問に対し、
「レアル・マドリーが勝つのは分かっていたから、マドリーダービーは見なかった」
と答えたケイタは、その理由を次のように説明したのだ。

「僕が思うに、レアル・マドリーと対戦するチームは
100パーセントの力でプレーしていない気がする。
これはあくまで僕個人の考えであり、レアル・マドリーの選手たちも、
『バルセロナと対戦するチームが100パーセントの力を出していない』
と考えているかもしれないけどね」

 ケイタは、このように考える理由の根拠として、
ヘタフェのミチェル監督の発言を引き合いに出しながらこう語った。

「昨シーズン、僕らはすべての大会に勝利した。
だから今シーズンは、あらゆるチームが僕らに勝つために全力で試合に臨んでくる。
だが、レアル・マドリーに対してはどうだろう?
 その証拠に、ヘタフェの監督はレアル・マドリーと対戦する前日に
『レアル・マドリーはリーグ戦で優勝するだろう』とコメントしている」

 一方ケイタは、2週間後に控えたレアル・マドリーとの
直接対決“エル・クラシコ”(伝統の一戦)について、
「重要な試合」と位置付けながらも、まずは31日の
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝アーセナル戦に
集中すべきとの考えを強調した。

「もしこの試合でレアル・マドリーに勝てば、
非常に貴重な勝利となる。もちろん、試合はまだ残っているし、
今はまずCL準々決勝のアーセナル戦のことだけを考えなければならない。
レアル・マドリー戦について考える時間は、まだまだたっぷりあるからね」

 そのアーセナル戦についてケイタは、
アウエーで行われる第1戦でゴールすることの重要性を説いた。

「重要なことは、ロンドンで負けないこと。
さらに、そこでゴールを決めることだ。もちろん、勝利できれば
それに越したことはないが、そうでなくてもホームでの第2戦が残っている。
いずれにしても、難しい試合になることは確かだ」