マダガスカルゴキブリの飼育
マダガスカルゴキブリはマダガスカルオオゴキブリ、マダガスカル・ヒッシング・コックローチ或いはフルーツゴキブリとも呼ばれ、米国などではカブトムシを飼うようにペットとして普通に飼われているそうです。 昆虫が大量発生するパニック映画では、ほぼレギュラー出演していますから見たことのある人も多いと思います。
原産は名前の通りマダガスカルで成虫になっても無翅です。 メスの方が大きく全長70mmにも達します(因みに日本でよく見るクロゴキブリは35mm前後)。 ここまで大きいと力も強く、捕まえるとカブトムシのようにしっかりとした棘の有る足で逃げようとします。
体表もベタベタしておらず、さらにしっかりと硬いので、まるでカブトムシを触っているようです。 でも頭部はゴキブリなんですよねぇ。。 まぁバッタの顔だと思えば良いのですが(以前はゴキブリとバッタ類は同属とされていました)。
飼育方法は簡単です。 我が家ではプラケースに短冊状に切った新聞紙をクチャクチャにして隠れ家にしています。 タッパ容器の蓋に穴を開けて脱脂綿を通して水飲み容器にしています。
餌は雑食性なので何でも食べます。 我が家で与えているのは3分の練り餌を粉末のままで、レプトミン(カメの餌)、ドッグフードやキャットフード、香料の少ないバードペレット、剥きオーツ麦、果物の皮や野菜くず等です。
注意点としては冬季は加温が必要な事と、翅が無いので飛べませんが垂直の壁は登れるので脱走対策が必要です(餌用として普及しているデュビアというゴキブリですと壁を登れないので管理が楽です)。
世話のコツとして夜行性で明るいところが苦手なので、世話は昼間に明るい場所で行うと、大胆に蓋を全開にしても短冊状の新聞紙の影から逃げることはありません。
さてあなたも来年はゴキブリ飼育に挑戦されてみては如何でしょう。 マダガスカルゴキブリの大きさに慣れてしまえば害虫のクロゴキブリが出現しても冷静に対処できるようになるかもしれませんよ。
※マダガスカルオオゴキブリ(フルーツゴキブリ)の脱走できない飼育ケースの自作
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